サッカーしかしてこなかった体育会学生が、やたらと”地方創生”を叫ぶ本当の理由
①人生の大きな転機となった高校2年の冬
さかのぼること5年前。高校一年生の冬に大きなチャレンジをする決意を固めました。
「留学行って、めっちゃ成長できる環境で、自分の力試したい」
きっかけは、予備校で見つけた「トビタテ留学JAPAN高校生コース一期生募集!」のチラシでした。
地元ではそこそこ優秀な進学校に通っていたカワムラ少年は、
①このまま勉強だけする良い子ちゃんではアカン気がする
②誰もやらないような挑戦をやってみたい
という何気ない好奇心とチャレンジ精神から、応募することにしました。
英語しか勉強したことがないこと、どうせ海外に行くならサッカーで挑戦してみたいことなどから、ロンドンを留学先に決めました。
なんとか自分の熱い想いを伝えまくった結果、見事採用され、2年生の冬にチャレンジする権利を得ました。正直、人生で一番ワクワクした瞬間だったかもしれません。
そして、いよいよ挑戦の時。
とにかくレベルの高いサッカーができる環境と、ビックスケールな街で1人で立ち向かう環境に興奮と感謝をしながら、日々ひたむきに過ごしていました。
そんな中、自分の人生観に大きな影響を与える出来事が起きました。
ロンドンのかなりの強豪のチームにたまたま所属させて頂けたのですが、週に一度しか練習に来ないメンバーが何人かいました。
「めちゃめちゃ上手いのに練習こーへん、これが海外特有のサボりってやつか!」
そう思っていたのですが、チームメイトから聞くと事実そうでなく、
家庭環境があまり良くなく、金銭的な面で練習に来れていなかった。
どれほど自分は恵まれているんだと思うとともに、
「ちゃんとサッカーに取り組む環境があったらプロになれるかもしれへんのに。なんで頑張ってる奴が、夢を追いかけられへん社会なんや」
それがずっと引っかかったまま留学を終えました。
②自分の意志を再確認した大学生活
「全国大会にどうしても出たいねん」
その一点のみで決めた、強豪高知大学サッカー部への進学。全力でサッカーに人生をかける140人のメンバーと全国大会で勝ち進むために、毎日を全力で部活に注ぐ生活が始まりました。
そんな中、先輩が就活に苦しんでいる実情を目の当たりに。理由としては、
①部活に真剣に取り組むあまり就活にかける時間がない
②都心部へのアクセスがかなり困難なため距離的な格差から金銭的にも時間的にも厳しい
③結果、部活も就活も中途半端になってしまう
というものでした。
「ロンドンでもそうやった。なんでこんなにアツく、一生懸命頑張ってるやつが苦労する社会なんやろ」と、すごくすごく感じました。
全国大会で勝ちたい、という最高にエモい目標だけに向かってサッカーを打ち込む。しかも、国立大ということで勉強にも手を抜かないほんまに優秀な学生ばかり。
高知大サッカー部だけに限った話ではなく、全国には、めちゃめちゃ優秀な地方学生がいると思います。地方に無限の可能性が半端なく眠っている。
そういった人を幸せにしたい。まじでこの社会変えたい。日に日に思いが強くなっていきました。
③ショウヤカワムラの人生”ミッション”
「ほんまに頑張っている人が、正しく評価される社会を作りたい。」
そう考えた時に、「思いだけではなんともならないし、なんの意味もない。それぐらいのことをやってのけるだけの成長が今の自分に必要やな。」
そういう思いもあって、株式会社POLでインターン生としてジョインさせて頂き、今は東京で自分自身を日々成長させています。
「ほんまに頑張ってる人が正しく評価されて、全員が夢を目指せる社会にする」
これを自分自身、ショウヤカワムラ自身の人生における”ミッション”としてます。まじで社会をよくしていきたい。
とにかく今は、東京で自分自身を成長させながら、まずは目の前の仲間、サッカー部の仲間全員を幸せにするために色々と挑戦していきます。
これが、「地方をぶち上げたいんです!」と僕が叫びまくる本当の理由です。
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