夏から秋へ。
あっという間にもう10月!
朝晩すっかり涼しくなり、もうあの汗だらだらのじりじりと焦げるような暑さはない。
暑いし夏は苦手だったけど、年々好きになる要素が増えてきて困る。
夏のうた。素足にペディキュアを塗って履くサンダル。生暖かい風に吹かれながらの夜の散歩。休みの日に着る、メロンソーダ柄のTシャツとか。
今年は特に、沢山遊んで色々満喫した。
いくつかの出会いと別れもあって、長い間寄り添ってくれた方とのお別れにじんわり悲しくなったり、新しい出会いに刺激をもらいワクワクしたり。
楽しいだけじゃなく、しんどくて苦しくて沢山悩んだりしたけど、
季節が変わるようにそれらも移り変わっていき、救われると信じたい。
想いはぐるぐると巡る。
* * *
8月に2週間あった夏休みは、すごく満喫した。
初めて青春18きっぷを使い、旅したり。鈍行列車に揺られながらの旅は、どこで降りてもいい自由な感じがとても楽しかった。
山梨へ行き、農園でブドウと桃を買って温泉に入ったりした。
本もそれなりに読んだ。
『長い一日』滝口悠生
一階に大家夫妻が暮らす家に住む、ある夫婦の話。
近所の犬、夫のお気に入りのスーパー、友人との集まり、引っ越しに向けてのいろいろ。淡々と日常が綴られていく。
夫がいかにスーパーオオゼキが好きか、料理をレシピ通りに作ろうと思うがつい冷蔵庫に余っている食材を入れてしまう、と語る章など、しみじみとよかった。
最後の終わり方が不思議で、長編小説を読んだあとの余韻がしばらく続いていた。
クリームイエローの表紙と絵もとても好き。図書館で借りたけど、自分の本棚の中に入っていて欲しい一冊。
『村上T 僕の愛したTシャツたち』村上春樹
雑誌「ポパイ」で連載されていた、村上さんがコレクションしているTシャツにまつわる写真と文。
Tシャツというテーマ&軽い語り口が、夏の暑さでゆるんだ頭に丁度よかった。
マウイ島で1ドルで購入したTシャツに書かれていた「TONY TAKITANI」から、この人は一体どんな人物なんだ?と想像を膨らまし、彼を主人公にした小説は映画にまでなった、というまえがきからしてワクワクが止まらない。
「男だけど、」ワクサカソウヘイ
図書館で一度も読んだ事がない作家の本を借りるぞ!と思い、見つけた本。あいうえお順の「あ」から借りると最後の方の「わ」行とか、不利では…?と思い、「わ」から借りてみた。
著者の中にいるという、女子的な人格「女の子ちゃん」。カフェラテや可愛い雑貨、旅などが好きで愛読書は『ことりっぷ』。そんな「女の子ちゃん」との旅の記録。
著者は文筆業、脚本家、舞台制作業、コント作家などをされているよう。
展開がコントとかシナリオ的で面白いなー。と思っていたら、なんと、推し芸人「男性ブランコ」の単独ライブの演出を担当しているらしい…!(Wikipediaより)なんという偶然!嬉しみ。
プールも行きたい!と思いつつ、水着買うのが億劫で何もできなかった…ざんねん。
少し涼しくなってきたし、気が向いたときに外を走ったり、家でヨガや筋トレをしている。
運動普段やらない分、やるとスッキリするしびっくりするくらい効果があるので出来る時にやっていきたい。
夏休み振り返りは、こんな感じかな。
秋は一番好きな季節。カラッと晴れていると、それだけで気分がいい。
色々イベントなども楽しめたらと思う。
それでは、また〜。
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