ウイングスパンの平均点を上げるには
ウイングスパンは基本セットだけで170枚のユニークカードがあり、運要素が強いゲームです。
カラスやフタオビチドリが引ければ10戦のうち1戦で100点を取ることは容易いですが、それよりも10試合連続で80点以上取る方が遥かに難しいです。
この記事では、私が平均点を上げるために意識していることを記載していきます。
ラウンド1で資源を1個だけ獲得する行動を減らす
湿地に置くカードがないからと言って山札から1枚引きを繰り返したり、湿地に2枚先行して餌がなくなり、森にカードを置くための餌を1個ずつ獲得すると出遅れる。
森の資源追加獲得できるカードが引けた場合は、餌コスト3でもいいので湿地のカードを1枚確保する
湿地の資源追加獲得カードが2枚引けた場合は、先に1枚だけ設置してカードを引き、残った餌で森に2枚設置後、2枚目の湿地カードを設置すると効率が良い
湿地に鳥カード1枚置いていれば卵を消費しながら引くと効率が良い
(湿地+湿地と実行するとカード2枚のみだが、草原+湿地と実行すると卵1個+カード2枚)
ラウンド開始はカードを引けるようにする
ラウンド終了時は公開カードがリセットされるため、次ラウンドのスタートプレイヤーは新たに公開された3枚のカードから引くことができる
後続のプレイヤーも、スタプレが引いた後に公開されたカードや、スタプレが不要でも自分が欲しいカードが獲得できるチャンスがあるため、ラウンド終了時に湿地が実行できる準備をしておく
(ラウンド終了時に渡り鳥を湿地に移動させる、湿地が1枚の場合は産卵しておく、ラウンド終了時に無駄に山札から引かないなど)
餌やカードはゲーム終了時に残さない
ゲーム終了時に残した餌やカードは0点のため、残した分だけ点数を損することになる
ラウンド3の1ターン目が最後の湿地実行ターンと考え、自分の場と手札の草原カードが4枚揃っていなければコストや効果を気にせず獲得し、餌も手札の草原カードを並べるのに必要な分だけ獲得する(森レーンが強ければ草原3枚で餌を消費しながら草原実行もあり)
場に出したカードと手札の合計が12枚以上にならないよう意識するとカードが無駄になりにくい
設置するカードがゲーム全体で何点獲得できるか考える
全26ターンで平均して3.5点獲得できていれば91点でトップが狙える点数である
設置する鳥カードが10枚とすると、1枚あたり9点の動きをしていれば90点獲得できる
設置する鳥カードが何点分の働きをするか、設置したレーンを後何回実行するかを考える
(ブユムシクイは設置するだけでは1点だが、設置後に森を5回実行すれば6点分の働きをするなど)
草原でカードが引ける鳥は最優先で引く
ツバメやメキシコマシコなど、草原に設置できる、手札差し込みでカードを引くカードが1枚でもあると、公開カードで1枚だけほしいカードが出た時に湿地を実行しなくても良い、草原実行時にほぼ無条件で追加得点、後半は相手に渡したくないカードを流せるなどメリットが多く、1枚あるだけでかなり動きやすくなる。
草原に4枚設置し終えていない限り、公開カードに出たら湿地にカードがない状態でも、ラウンドボーナスを無視してでも獲得したい
ボーナスカードに頼りすぎない
ボーナスカードの期待値は1枚につき3-4点で、設置している鳥カードの枚数が多いほど得点が獲得できる可能性が高い。
設置した鳥カードが少ない(9枚以下)の場合、ボーナスカードに頼るより、高得点カードの設置や産卵を実行する方が得点を稼げる可能性が高い
また、ボーナス条件を満たすためのカードを設置する場合は、コストやターンに見合う点数が得られるか計算する
(3点のボーナスを満たすためにラウンド4で1点のブユムシクイを設置しても、卵の消費を含めると2〜3点にしかならなず、草原を実行した方が得点が高い)
湿地先行のラウンド1テンプレート
初期手札で森、湿地の資源追加獲得できるカードが引けなくとも、湿地にコスト1のカードが1枚あればカードドローで挽回できる可能性が高い
この状況はよくあるため、覚えておくと序盤出遅れることが少なくなる
開始時に4餌と餌コスト1の湿地カードを獲得
1.湿地に設置
2.草原実行
3-4.卵を消費しつつ湿地実行
5.草原実行(ラウンドボーナス確認)
6-7.森に2枚設置
8.ラウンドボーナス1位狙えるなら草原、湿地2枚目設置できるなら設置、どちらも狙えないなら森実行
ラウンド2の1ターン目ではカードを引きたいため湿地に2枚設置できていない場合卵は残して2枚引けるようにしておく
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