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ウイングスパン アメリカオシを使った森戦術

ウイングスパンはBGA版を700戦ほど、Steam(PC)版は600時間程プレイしました。
MonsterCouch版(Steam/Switch/スマホ)の大洋の翼アップデートも発表され楽しみです。(大洋/東洋は未プレイ)
基本セットは草原に4枚並べて産卵を多く実行する戦術が強いですが、森でそれに匹敵する点数が狙えるアメリカオシを使った戦術を紹介します。

以前作成した基本戦術の記事はこちら

概要

アメリカオシ

餌コストが高く、効果も他の鳥カードにもある2枚中1枚を獲得するだけで一見強くなさそうだが、アメリカオシは基本セットの中では唯一森でカードが獲得できるカードである。
このアメリカオシを主軸に、森と鳥カードのプレイのみ実行して草原と湿地に高得点カードを並べる戦術が強力で、ゲーム終了時に安定して90点以上獲得でき、引きが良ければ120点も狙える。
4鳥禁止ルールがあるBGAでは特に強力で、アメリカオシ以外の森のカードや高得点カードが全く引けないケースを除きほぼ勝てる。
ただし出遅れると強みが無くなるため、ラウンド
ラウンド2の後半以降にアメリカオシを引いてもカラスやフタオビチドリのように活かしにくい。
アメリカオシ以外に森の有用なカードが引けない場合は草原へのシフトも考慮する。

各ラウンドでの行動

・ラウンド1
初手でアメリカオシが引けた場合、穀物と果実は必ず確保し、1ターン目で穀物を追加獲得、2ターン目でアメリカオシを設置する。その後は森に置く2枚目のカードを確保・設置する。森に2枚置けると1ターンで餌2、カード1(2枚獲得、1枚捨て)とかなりのアドバンテージが取れる。
その後も森を実行し続けて、森に置く3~4枚目のカード、草原を実行せず卵が獲得できるカードが引けたら設置していき、追加ボーナス獲得カード、8〜9点のカードを確保する。1~2ラウンドのラウンドボーナスは捨てて森の拡充に専念する。
・ラウンド2以降
ラウンド2の中盤には森カードを4枚設置し終え、その後はボーナス追加獲得カードや高得点の鳥を獲得し、餌と卵が揃い次第設置していく。ラウンド3以降はラウンドボーナスも狙えるようであれば狙う。
草原で追加得点が獲得できるカードが多く引けた場合、ラウンド3途中から草原実行にシフトしても良い。

アメリカオシの設置例
初手でコウウチョウ、コマツグミ、アメリカオシの3枚を確保したため、
コウウチョウと卵を置くためのコマツグミを先に設置した
アメリカオシの設置例2
ラウンド2終了まで森カードが全く引けなかったためラウンド3から草原にシフト

アメリカオシと相性のいいカード

・マネシツグミ、ネコマネドリ

アメリカオシの効果をコピーすることで、森実行時に2枚獲得できるようになる
アメリカオシのみでは手札枚数が常時少ないため欲しいカードを捨てないといけない場合もあるが、
これらのカードがあれば手札枚数に余裕ができる

・草原を実行せず卵が獲得できるカード
 どれか1枚あると草原の実行がほぼ不要になるため最優先で獲得したい
特にエボシクマゲラはアメリカオシと同じ卵アイコンのため卵枠があれば確定で2個獲得できる

草原を実行せず卵が獲得できるカード

・手札を差し込むカード
 カード獲得手段がアメリカオシのみのため、カードを引く機会を増やすことでより良いカードが獲得できる
アメリカオシより左に置くとアメリカオシで2枚引いた内のどちらかを差し込めるため、必要なカードを差し込んだりスキップせずに済む

手札を差し込むカード

・餌を蓄えるカード

餌を蓄えるカード

全ラウンド合計で森を10回以上実行するため、1枚で10点以上の働きをする。
この戦術の場合餌が余るため、餌の獲得/蓄えが選択できるカードは常時蓄えて良い。
餌の獲得のみで蓄えられないカードは餌が余るため相性が悪い。

・草原、湿地で追加設置できるカード

草原、湿地で追加設置できるカード

森に4枚並び終えた後は高得点のカードをなるべく多く設置したいため、1ターンに2枚設置できるカードがあると設置ターンを短縮できる

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