⓾学生は、暇だよ。
学生に関して綴ってきた最近の投稿であるが、
ひとまず今回で終わりにしよう。
あまりに学生について語っていると、
自分とのギャップに、目を瞑りたくなってしまうからである。
今回は、学生は概して暇である。
忙しそうな学生も、暇潰しで忙しいのである。
という話をしよう。
学生の時間の使い道を考えてみると、
部活、バイト、サークル活動が大部分を占めるのであろう。
いずれも金なし時間ありの人にピッタリだ。
金あり時間ありの枠には、昇華しにくいのもまた
このシステムが逸脱しないわけであろう。
前述した消費経済に飲み込まれた場合、
より抜け出すことは難い。
周りには同じような欲を
満たす人に恵まれるからだ。
逆張りの私にとっては、
このような活動を苦手としている。
よって任意団体やビジネスをし始めるのであろう。
そもそもの話をすると、これらの活動は
あらゆることに対する言い訳であって、
私としては、社会の歯車から断絶されている点が気に入らない。
ビジネスはそういった感覚から逸脱し、
リスペクトの文化を感じられるから居心地がいい。
承認欲だとか言われてしまえば、
左の通りであるが。
広辞苑によると
営むという言葉は、元は忙しく仕事をするという意味であったらしい。
語源は「暇無し」に語尾をつけたもので、
「休む間がない」という言葉に由来するそうだ。
同様に
英語のbusiness も
busyを名詞に変容させたものだ。
そういう意味で、busynessをしていきたいんだと私は感じている。