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サウナ後水風呂も入ったことない私が滝行をやってみて

導かれるように、
長年のやりたいことリストの
うちの一つ
「滝行」を体験できました。
 
子供の頃に
自分は汚い者なんだという
判断で「自己卑下」して
生き続けていたので
長い間
心身を清めたいという
願望があったからです。

自分が汚い者と思ったきっかけ


こちらのお寺で滝行を
行いました。

https://temple.nichiren.or.jp/5081025-seiyoji/



ご住職のお人柄が
大変ユーモアがあり、聞きやすかった!

お寺や神社の入口で
挨拶なしで、
いきなり写真を撮る人が多いというお話。

自分に当てはめて、
インターフォンなしで家に入って来られ,
いきなり写真撮られたら
嫌ですね!

本当にその通りだわ。
気をつけようと思いました。

相手に許可をいただくのは勿論のこと、
私もあなたに 
真摯に向き合いますよ。

心構えだと気づきました。

滝行を行うのに当たって
「心構え」の時間も
たっぷりと取っていただき

正しいご挨拶、お焼香の仕方。
ヨガを取り入れた準備体操。
ここまででも勉強になるような
ことばかりで、
既に参加して良かったと思いました。

そして。
ドキドキ 
覚悟!!

「滝行」への期待!?が高まる!

龍神様に、ご挨拶し
「南無妙法蓮華経」と3回気合を入れて唱える!

ご住職様に
誘導され

最初は1分間立ったまま、

の冷たさに慣れていく。

行衣とサンダルは貸していただける。
滑らないスポットまで誘導して下さる。

それから滝の真下奥側に座位になる。

立ったまま浴びていた水と全く違い
身が切り裂かれる。

一気に灰色のものが襲ってきて、 
冷たさは痛み不安、終わらせたい
耐え難いに感覚になりました。

10代から20代、本音が出てきて
いつもパニックに陥り、消えたいような
感覚にハマり
喉が詰まってしまうんじゃないかという怖い感じでした。

ご住職様より
準備のお話しの時
「不安を感じたら、不安を感じないようにするのではなく、
「不安を感じていることを受容して客観視」することと、アドバイスがあったので、
私は「今震えている。怖がってる」と
自分の状況を頭の中で
説明するようにしましたが、
頭では分かっていても
振戦を起こしていたので、
パニック状態
だったのかなと思います。

本格的に喉が詰まった感じになり、過呼吸のような呼吸困難になりかけました。


ご住職様は私の脳内を見ているかのような、
励ましのレクチャーで、
滝の真下で、最初の1分を乗り越えることができました。
多分なかったら
無理だっただろうなと思います。
本当に長かったです。

それから、私の心と身体が分離したような 状態で、
波を越えて
身体の震えは止まってくれないのですが、
客観視を意識していたので、

落ち着きをとりもどしたな、
一つになれたような感覚に
と思えました。

滝の水圧、音が私の中に響き渡り、だんだん水の恐怖より

水の偉大さが私の中に
染み渡る感覚がしました。

私はこの流れの一瞬でしかないんだな。

なかなか
嫌な思考や感情が途切れ
なかったのですが、

その時
色んなことは
一瞬どうでもよくなりました。


逆らっても
どれだけ  
頭で考えていても

この偉大な流れには逆えない。

「あるがまま」ってこういうことか。

頭ではこうしよう、こうなりたいって
思って藻掻いて
苦しみが増すこと、 
心が囚われて
結局上手くいかないことが多い。

本音と掛け離れた、本音と違う姿でいようとすることは
この流れに反していることだったのかな。

また 
先入観は
思考や感情までにも影響する。

私は滝行を「苦行」、自分を鍛えるというマインドで挑んでいた。
だって、
最初の自己紹介で
滝行の動機が、

「実はお豆腐メンタルで精神を強くしたい」と言っていた(冷や汗)

私はお豆腐だと自己暗示していた。
お豆腐だから駄目なんだと。
駄目だから
強くなりたい。と。

他の3名の参加者は
「興味」や「ワクワク」「楽しむ」という
マインドだったようだ。

見事に

私だけ「苦行」の表情でしたよ。

この事でわかったのは、
やはり、行動する時は
マインドセットが感情にも関り、
苦しみに反映
結果に出てくることを実感した。

私の結果と言っても
ご住職様の
「滝行」はその人なりの、その日の「滝行」で良い。
という言葉を聞いていたので、

私は一番取り乱し、情けなかったが、
へこみはしなかった。

長く滝に入れたから
凄いというものでもないらしい。

「大男」でも、取り乱す人もいるし、
ずっとパニックな人、泣く人もいるみたい。
体調で大きく左右されるそうだ。

正に心の現在地を知れる!滝行。
でした。

滝行凄い!!

滝行後は
あたたかい薬膳茶をいただきながら
ご住職様のお話しも最高でした。

印象深かったのは
例え話で
白馬の王子様はインターフォン鳴らしてくれないし、
だれも連れてきてくれないというお話。
白馬の王子を色んなものに当てはめたら、

やはり「行動」が必要って
仰っていましたね。

確かに!
「行動」したから
今日も辿り着いてる。

滝行を無事に遂行できたこと、
「行動」したことを褒めてあげたいですね!

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