曽野綾子 ほんとうの姿
人や組織のほんとうの姿は
良くもなく悪くもないというのだ。
人のほんとうのことなど
理解できるわけもなく
また
組織についても
組織内での十分な情報連絡はできているだろうか
とか
外部の人がその組織について
どれほどのことを知ることができるだろうか
とか
考えると
私たちは
その姿を
何かしらのフィルター越しにしか
知ることができない。
そう考えると
人が思っているほど
良く言われている時には
良くもなく
反対に
悪く言われている時には
それほど悪くもないと言える。
厳密で正確な判断は
傍からでは
どうしても
できないのだ。
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