曽野綾子 共に苦しむ
共に苦しむということは
何と素晴らしい行為なのだろうか。
現世にそういう人がいない場合にでも
神は
必ず
共に苦しんでくださる
というのだ。
では
自分の味方は
必ず
自分自身と神となる。
神を味方にするほど
安心するものはない。
以前苦しんでいたころ
この神の存在が
私を勇気づけ励ました。
神しかいないとも感じていた。
現世に共に苦しむ人がいなかったとも言える。
だからこそ
神を
その存在を
強く感じたのだ。
曽野さんは
この共に苦しむことを
ふと夢見るというのだ。
実際に
多くの苦しみを担ったのだ。
苦しみを夢見るというまでの境地とは
すでに
人間を超えている境地だろう。
凄いとしか言えない。
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