ビリー・アイリッシュ『ハピアー・ザン・エヴァー』
ビリー・アイリッシュのアルバムを買った。
すべての曲において、ビリー・アイリッシュの現実の心情を描いていることが素晴らしい。
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「ハピアー・ザン・エヴァー」という曲
対訳によるところ
「あなたと離れていると
今までにないほど幸せなんだ
もっと上手く説明できたらいいんだけど
これが嘘ならいいのにね」
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人に振り回されるくらいなら
人に自分を偽って付き合うくらいなら
人に不安にさせられるばかりなら
その人から離れていることの方が
幸せに感じるという。
お互いにお互いを尊重するような関係ではないと
付き合うことは難しい。
不安や偽りを感じるのであれば
その関係は幸せではない。
だから
離れている方が幸せを感じる。
離れることに躊躇することなく
離れてもいい。
離れてください。
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もう一つ
「良いことすべてをあなたは台無しにした
自分は誤解されているんだといつも言っていたね
私の時間を全部自分のものにしておきながら
私を独りぼっちにさせただけだった」
人を時間を奪うことに対して気遣うこともなく
いつも自分の事ばかりしか考えない人は
当然
最後には
自分が取り残される。
その原因は当人にあるのだけれども
おそらくは自分でも無意識であるから
気がついていない。
だから永遠に気づくことなく
人生を過ごしてしまう。
視点を変えることができなければ
見ることができないのだ。
理解できないのだ。
そんな人と付き合うくらいなら
一人で過ごす方がいいに決まっている。
他にも話の合う人もいると思う。
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YouTubeの映像を見ると
ビリー・アイリッシュが電話していると
部屋に水が入ってきて
泳いで外に脱出し
屋根の上にはい上がって
そして
雨が降りしきる中で
腕を振り上げ
踊りながら
歌っている。
心の中では泣いている。
強気で言うけれども悲しんでいるのだ。
けれどもそれ以上に強い意志を感じる。
自分を大事にする意志。
重要なこと。
そして曲調から
開放感、達成感を感じる。
広がり浸透していくような感じ。
女の子たちに伝えているように思う。
支配されないように
自分の事を大切にしてもいいということ。
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人に振り回されないように生きてほしい。
そして
本当の自分の人生を生きてほしい。
自分の気持ちの正直に生きていくことは
素敵なこと。
多くの人を勇気づける歌だと思った。
世界を
本当に変えることができる人が
現れた。