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省庁出向記録①
地方公務員のwarabimochiです。
地方公務員というと転勤とは無縁のイメージがあるかもしれませんが、民間企業や省庁への出向もあります。
私はある省庁へ2年間出向していました。
今回は着任前の話をしたいと思います。
人事部局から省庁への派遣打診があったのは2月上旬ごろでした。
基本的には地方公務員の内示は3月下旬ごろに出ることが多いのですが、省庁への出向は引っ越し等が発生するため、少し早めに打診がありました。
打診があった時点で自分の中では貴重な経験ができると思い、断るという選択肢は無く、翌日には、省庁で働きたい旨を人事部局に伝えました。
私の自治体では出向者の選定に関して明確なものは無いのですが、30歳前後の独身が選ばれる傾向にあり、その点で私に白羽の矢が立ったと思います。省庁に行ってから、ほかの地方公務員や民間からの出向者の話を聞くと出向するために人事部局等への志望理由や小論文の提出等が必要だったという話も聞きました。
出向が決まった日からアパート探しや業務の引継ぎ資料の作成などバタバタした日が続きました。東京の土地勘がないため、アパート探しには少し苦労しました。現地に行く暇も無かったので、休日に不動産会社の人と相談しながらリモートで部屋の内覧をする日が続きました。決まったのは3月上旬で、不動産会社の人からもう少し早めに探したほうが良かったですねと苦笑いされました。
そんなこんなで3月下旬に東京へ移動し、4月からの省庁勤務に備えることとなりました。その時は、新しい環境で働くということに不安もありましたが、省庁で働けるということでワクワクしていました。
今思えば、実際に働く直前が1番やる気に満ち溢れていたなと思います。
勤務してからギャップを感じることになるのですが、その話はおいおいとしていきたいと思います。