Gradation
風上に置けない話をしよう
ちょっと此処では出来ないんだ
人差し指を口に当ててウィンク
なんて誤魔化さないで
水に流せば 全て許されると思った
生まれてくる事に罪はない
個人(ひとり)じゃ沢山背負えないってだけ
いつかは泣いても笑えるだろう
たとえ誰よりも持ってないとしても
風向きばかり気にしてしまうけど
行きたい方に進めばいい
頭のてっぺんから爪先まで
私じゃないみたいに
グラデーション 広がってゆく景色のなか
傷つかないようにする為に
勝ち馬に乗って誇っているようじゃ
世界なんて変えられないのさ
たとえ誰よりも持っているとしても
警察を真似て 間違いを正して回る僕を
突き刺した 一条の光
傷ついてばかりいる僕らを
負け犬と呼んで罵っているようじゃ
世界なんて振り向かないのさ
永遠に
生かされてる事に罪はない
個人(ひとり)じゃ沢山背負えないってだけ
いつかは泣いても笑えるだろう
たとえ誰よりも持ってないとしても