scapegoat

穢れない血を求めて
誘蛾灯に群がるmosquito
正論(ただしさ)は 時として ねぇ
人を殺めてしまう 凶器になる

影を落とす 罪を着せる 罰を受ける
そのすべてに 私がいる

あの日 口を塞いだ
大きな手が誰だったのか
今も思い出せない

僕たちは すぐ言葉に
頼るから理解り合うことが出来ない

元に戻す 片を付ける 責を任す
どれもこれも 苦手なこと

あの日 口を塞いだ
大きな手から香る甘美(あまさ)を
今も忘れられない

影を纏う 光照らす 舞台の上
可笑しみ また 哀しみ抱く

あの日 口を塞いだ
大きな手が誰だったのか
今も思い出せない

今も忘れられない

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