星になっても…

二人出会った海辺の近く
夏の終わりの夕暮れ
甘い仕草が心を揺らす
何故か涙が止まらない
「どうして僕らは一緒にいるのだろう」
いつも君は不満ばかり漏らすけど

抱きしめてあげたい 精一杯の力で
悲しみが消えるまで
傷ついた翼が 痛むなら 僕が包むから
いつまでも君を守りたいと思う
たとえ僕が星になっても…

二人で歩く都会の雑踏(まち)が
孤独を誘う その度に
せめぎ合う街の声にも耳をふさぎ
胸の中で君の事を想っていた

抱きしめてあげたい 不安に震える肩を
少しでも安らぐように
理不尽な言葉で傷つけた日もあったけれど
「愛してる」なんて言えずそっぽ向いた
君と過ごす日々が宝物

抱きしめてあげたい 精一杯の力で
悲しみが消えるまで
傷ついた翼が 痛むなら 僕が包むから
いつまでも君のそばにいると誓う
たとえ僕が星になっても…

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