最近の雑感。

いま思考停止するのは本当に良くない。いま考えなくて、いつ考えることがあるんだろう。ということをとっても感じる。

学生は休校の子たちが多いんだと思う。もちろん地域によっていろいろその性格は異なるんだろう。でも手をつなぎ外出する若い子、マスクをしないで外を出歩く小学生たち。朝からぷっぷら言わせながらバイクを乗り回す若者をこの時期に見ると、暗澹たる気持ちになってしまう。

たぶん、若者が悪いというよりは、その家庭では何が話され、何が守られ、何が生まれているのか、そういうことなんだと思う。いま作成している十中八九の記事のなかで、学生を終わってから学ばない人がいるって話があって、たしかに学生までで学ぶことを止めた人と、社会人になってもいろいろ学んでいる人（もちろん学ぶって概念にはさまざまなものがあるけど）では、かなり雲泥の差の結果が出てくると思う。

それと同様に、いまこの時期に何を考え、どんな行動を起こし、どんな結果を得るか、これは非常に重要で、これみよがしに遊んでやれとか、そんなことを黙認する家庭は、いまのこの状況をどう分析して、どう振る舞うのかについて明らかに思考停止になっていると思う。

子どもたちにとって身近にいる大人って、本当に社会を構成するごくわずかな構成員でしかいない。地方や地域だとなおさらそんな様相になる。そのなかでいまどう振る舞うかってことを、大人は求められているんだろうなって感じる。この状況に乗じて、俺たちすごいぜイエーっていうような大人たちとはたぶん付き合わないほうが懸命だろうと感じる。

昨日あれだけ対策をしている医師たちが、向かい合っての食事なんかは危険だと言っていたのに、マスクもせずに向かい合って大きな声を出している人たちを見ると、どうやったら届くところに届かないこの状況の打破が出来るんだろうと感じる。

過去において「情報」を独占すること、「文字」を独占することを特権階級の人間たちは好んだ。この傾向はもちろん今もあるし、それが陰謀論に結びつくこともあるけど、ちゃんと解釈することの大切さが、デマを含めこれだけ求められていることはないんだろうと思う。

今後僕らはどこへ向かっていくのか、ほんとうにいろんなことを考えるけど、ひとまず今置かれている状況をどう自分たちが解釈することが求められていることは間違いない。だからみんな stay home って言うんでしょうに。ほんまに。