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初心者ライダーの九州ツーリング備忘録〈持ち物編〉

初心者ライダーの九州ツーリング備忘録〈持ち物編〉です。
実体験から「これだけは絶対に持って行くべし」と思った必携アイテムだけ書きました。
前回の記事と同様、当時のメモ書きに多少肉付けした程度のものです。


あって良かったもの

入念に下調べをして準備したものの中で、これだけは「絶対に持って行って損がなかった」ものを厳選しました。

サンダル

初日に土砂降りの雨の中を走ったので、いつもツーリング用に履いていた登山靴(登山用に使ったことはない)が完全に水没しました。フェリー乗り場で靴をひっくり返したら、大袈裟な表現じゃなく100ccくらい水が出てきました。
サンダルがなかったら船内を裸足で歩き回るはめになっていたので、危なかったです。
ツーリング時の荷物は極限まで減らすべきだと思いますが、サンダルは絶対に必携です。靴が水没するような状況はなくとも、宿にバイクを置いて、ちょっとコンビニに行きたいなというときでもサンダルがあると便利なので。

防水バッグ

いつでもどこでも雨を呼ぶ人間と定評があったので、防水バッグは絶対必要だと思い買っておきました。最強防水でオフローダーにダントツ人気の、エンデュリスタンのブリザードを選びました。オフロードは全く走らないけど。
結果、大正解でした。撥水のバッグは全て水没しましたが、防水のこのバッグだけは無事でした。見事にエンデュリスタン信者になってしまいました。
ブリザードは左右に荷重を分散してくれるから走りやすいし、立ち転けしたときクッションになってくれるのでめちゃめちゃ良いです。

エンデュリスタンしか勝たん

ロックストラップ

帰りの荷物はお土産等々で増える想定でいたので、何かと縛りつけるのに便利らしい、ロックストラップとやらを買いました。いわゆる荷物固定用の紐です。
これも大正解でした。リュックを背負って行ったのですが、初日で既に肩がガチガチになってしまったので、二日目以降はロックストラップでリアキャリアに括り付けていました。
キャリアがなくても、タンデムステップやフレームなどにも括り付けることができるので、大体の車種で使えると思います。万能すぎる。

現地調達したもの

徹底的に下調べをして完璧に準備していったつもりでしたが、必要に駆られて現地で調達したものもありました。

キッチンばさみ

キッチンバサミは最強の調理器具なので、ナイフのようにまな板が必要ないし、どんな形のものでも切ることができます。
何を血迷ったか、スーパーに丸のコウイカが売っていたことに興奮し、勢いで買ってしまいました。しかし、まともな調理器具もないのにどう捌こうかと迷った結果、キッチンバサミを買いました。
以降、彼はキャンプのレギュラーメンバーになります。

コウイカうますぎた、最強エーコープ

カイロ

南の九州地方でも、やっぱり夜は肌寒かったです。特に標高が高いキャンプ場の夜は冷えました。
カイロはカイロでも、「マグマ」という、より高温になるものがおすすめです。我が家では冬キャンプのときに重宝しています。うっかり薄着で走り出してしまったときなどにも使えるので、長距離ツーリングにも持っておくと安心です。
ただし就寝時は、低温やけどの危険性があるので注意が必要です。

備えあればうれしいな

快適な旅のための準備は、安全な旅、そして楽しい旅にも繋がります。
備えあれば憂いなし、備えあれば嬉しいな、ということです。
これからロングツーリングに出掛けるライダーが同じ轍を踏まないように、また今後の自分自身の旅にも活かせるように書きました。
それではみなさん、良い旅を!

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