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【24年8月】今月のアート放浪記

(先月に続いて、こちらも寝かしていたので、更なる時空の歪み。笑)

8月は回りたいところが沢山ありつつも、暑さにやられて、9月以降に繰り越しまくっていたので、沢山は回らず。

これまでの記録はコチラ!


ポール・ケアホルム展 時代を超えたミニマリズム
@パナソニック汐留美術館 8/2
事前知識皆無で向かいましたが、フロア中に陳列された美しい椅子たち。展示室が入り口と出口が一緒になっていて、何故だ?と思ったが、展示を見たら理解。陳列された椅子を一通り観た後、Uターンして、再び椅子の美しさを味わう展示設計が楽しかった。試乗できる椅子もあって楽しかった。
カルダー:そよぐ、感じる、日本
@麻布台ヒルズギャラリー 8/3
DIC川村記念美術館でカルダーの存在を知り、今回の展示へ。大小様々なモビールにワクワクした。どのモビールも、どう見てもアンバランスなのに、美しいバランスを保っていて、モビールの形を指でなぞりながら必死に理解しようとしてしまった。
特別展 もうひとりのル・コルビュジエ
-絵画をめぐって-
@大倉集古館 8/3
建築とかのイメージがあったけれど、絵画がメインということをあまり知らず。同じ作家から生まれたと思えないくらい、様々な様式の作品があって良かった。
走泥社再考 前衛陶芸が生まれた時代
@菊池寛実記念 智美術館 8/3
前期に続いて、後期も観覧。個人的に前期のラインナップの方が刺さったが、前衛陶芸は前衛的すぎて面白かった。これ何の用途だ?とタイトルを見て驚きまくった。この美術館はこじんまりとしているけど、地下階段の美しさが素晴らしい。(撮影禁止なので毎回目に焼き付けている)
吉田克朗展 -ものに、風景に、世界に触れる
@埼玉県立近代美術館 8/4
SNSでモニュメントを見て気になり観覧。予備知識なしで向かったが、モニュメントから絵画まで様々あり楽しかった。アースカラーな作品たちが、目に優しかった。
2024イタリア・ボローニャ国際絵本原画展
@板橋区立美術館 8/11
去年は関西で観たボローニャ展。想像以上の混雑っぷりで、予定よりじっくり観れず。世界中の絵本作家の画風から、作家の独自性や国ごとのカルチャーが感じられた。
アニメ25周年記念 デジモンアドベンチャー展
@池袋サンシャインシティ 8/15
美術展ではなく、完全にオタ活。デジモンアドベンチャー25周年の記念展示。物語の時系列を追いながら、名シーンの絵コンテや台本、セル画、背景美術などを鑑賞。最終回の絵コンテと台本で、大号泣でした。
日本現代美術私観:高橋龍太郎コレクション
@東京都現代美術館 8/17
もしかすると今年1番良かったレベルの企画展。元々芸術家になりたかったお医者さんがコレクションに目覚めてから集めた作品の数々。草間弥生をはじめ現代アートがメイン。これ個人所蔵??ってレベルの作品がゴロゴロあって、本当に見応えがあった。名和公平さんの大きなライオンも印象的。図録を買うか悩んでいる。
平田晃久―人間の波打ちぎわ
@練馬区立美術館 8/18
群馬の太田市美術館・図書館に冬に訪れて、平田さんの建築に興味津々だったので、ずっと楽しみにしてた展示。風変わりだけど、自然と同期したような素敵な建物の、建築模型をたくさん見れた。27年にできる練馬区立美術館・図書館、とても楽しみだ。たくさん通っちゃいよう。
⽇常アップデート
@東京都渋谷公園ギャラリー 8/31
去年拝見してたらユ・ソラさんの作品がたくさん観れるということで訪問。ユ・ソラさんは、日常生活にあるものを白い布と黒い糸で再現していて、とても好き。もっと観てみたい。飯川雄大さんのロープで遊べて良かった。
UESHIMA MUSEUM オープニング展
@UESHIMA MUSEUM 8/31
突如と現れた美術館…。一体どんな場所だ?と思ったら、専門学校の旧校舎を利用した美術館。驚いたのは、QRコードで入場して、監視のスタッフさんはおらず、各フロア自由に出入りするという新しい形態。名和公平、塩田千春、オラファーエリアソンなど、好きな現代アートの作家が目白押し。そんなに混雑もしていないし、各階にゆったり寛げるソファがあるので、自分のペースで楽しめる秘密基地みたいな美術館。みんなに行って欲しい気持ちとみんなに知られて欲しくないという矛盾な気持ちが出てしまった。笑

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