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【24年10月】今月のアート放浪記

10月は涼しくなってきたので、少しずつ回れる展示が増えてきた。(割とリスケしちゃったけど。笑)

これまでの記録はこちら!


ハルカ ナカムラと、音楽のある風景
@代官山 蔦屋書店 10/5
ハルカナカムラさんの展示。撮影された写真が素敵だったなぁ。写真集は断腸の思いで見送り。
塩田千春 つながる私
@大阪中之島美術館 10/12
ずっと楽しみにしてた塩田千春展を観に大阪へ。数年前の六本木の展示に行けなかったので、ようやく夢が叶った気分。圧巻!!の一言に尽きた。特に入り口すぐの白い毛糸を張り巡らせたトンネルみたいなフロアは、あまりに美しすぎて、何度も往復してしまった。会場で流れていたドキュメンタリーもすごく良かった。毛糸の作品のイメージが強かったが、身体を張ったインスタレーションをたくさん作られていて、凄まじい熱量を感じた。そして、あの大規模な作品全て、毛糸の玉から塩田さんが手仕事で完成させたのかと感動。久々に迷わず図録を購入。(何故巡回しないのか?と思ってたけど、作品の移送が叶わないのだろうなぁ。わざわざ大阪行ってよかった。)
@こども本の森 中之島 10/12
中之島来訪ついでに、こども本の森へ。神戸の建物よりも広かった。安藤忠雄建築の美しさに目を奪われながら、建築の本とか読んだ。来年よりはじまる、船の図書館もすごく楽しみ。
デ•キリコ展
@神戸市立博物館 10/13
東京の展示観れなかったので、神戸市立博物館へ。時代時代で色調が変わったり、キリコさんの変遷を辿れて楽しかった。神話、宗教に関する知識があったら、もっと作品の凄みに触れられたのだろうな。
竣工100周年記念イベント
@ヨドコウ迎賓館 10/13
限られし日本のライト建築。本当に美しかった。照明や小窓、細部までディテールが凝っていてうっとり。テラスフロアから見える、六甲の街並みと神戸の海は絶景だった。また行きたいなぁ。
出光美術館の軌跡 ここから、さきへⅣ 物、ものを呼ぶ—伴大納言絵巻から若冲へ
@出光美術館 10/19
会期終了間際に駆け込み。若冲の動物絵が見られて満足。休憩室から見える皇居もよかった。
Nerhol 水平線を捲る
Nerhol: Turning the leaves of horizons
@千葉市美術館 10/26
Casaのアート特集で気になって訪問。写真が印刷された無数の印刷紙の束を削ってつくられて異形の作品たち。(説明が難しすぎる。)写真も彫刻もどちらも好きなんだが、こんな表現方法があったのか!?と終始ワクワクしてた。実物を見てこそ!という作品。彫刻の概念が塗り替えられたような時間。李禹煥さんの大型作品もあったりで、すごく楽しかった。(帰り道は千葉市内の建築を見て回った。)
さらに装飾をひもとくー日本橋の建築・再発見
@高島屋史料館TOKYO 10/27
日本橋エリアの建築を紹介する展示。高島屋内のこじんまりとした展示なものの、床一面に日本橋エリアの地図が張ってあったり、紹介している展示がとても多かったりと、見応えがあった。今まで公共建築は熱心に回ってたけど、ビルってあまり着目できてなかったので、新鮮な発見がたくさんあった。配布されたマップを持って、日本橋エリアをシェアサイクルで走るのも楽しそう。
ポーラ銀座ビル15周年記念「マティス ― 色彩を奏でる」
@ポーラミュージアム アネックス 10/27
マティスの展示がまさかの無料公開。マティスの絵画作品、切り絵作品がたくさんあり、とてもよかった。最終日だったから、けっこう混雑してた。
内藤礼 生まれておいで 生きておいで
@銀座メゾンエルメス フォーラム 10/27
夏に東博で見た企画展の連携の展示。内藤礼さんの作品と、メゾンエルメスフォーラムの空間との親和性の高さが素晴らしかった。来年豊島美術館に再訪するのたのしみだなー。

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