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CL東京旅行記~負け犬編~

はじめましての方ははじめまして。
知人友人たちはこんにちは。
どうも負け犬です。

私は2024年9月22日および23日に東京ビッグサイトで開催されたポケモンカードゲームチャンピオンズリーグ東京2025に参加してきました。
もちろん優先権やスクランブルバトルで参加権を獲得したわけではなく、運だけ抽選で当選したので、負け犬旋風を起こしに引きこもりが静岡県からはるばる東京まで足を運んできました。
そこで起こった出来事を緩く皆様にお伝えできたらと思い、重い腰を上げて筆を執っている次第でございます。
お時間が許す限り是非最後までお付き合いください。

自己紹介

まず、お前誰やねんと突っ込みを入れている方が大半だと思いますので簡単ではございますが、自己紹介をさせていただきます。
私は負け犬、30歳独身で趣味がポケカ、ワンピカ、レッドブルというごくごく一般的な独身貴族です。
ポケモンカード歴は約5年(パックでいうとダブルブレイズから)で特になにも結果も残していないカジュアルプレイヤーの好青年です。
カッコよく撮った自画像とかあればよかったんですが、あいにく写真を持ち合わせていなかったのでイメージ画像を貼っておきます。

お笑い芸人 諸見里大介氏

私にあったことのある人ならわかると思います9割私です。たぶん諸見里大介氏は私の生き別れの兄弟です。

正直私の自己紹介で話ができることがなくなりました。なんて中身のない人間なんだと悲しくなってきました。

そのため早速ですが、これから30歳(当時は29歳)の旅行記を綴っていこうと思います。旅行記の大半がポケモンカードに関する話なのでポケモンカードを知らない人は面白くないかもしれませんが、関係ありません。全人類買って読んでください。
ちなみに私が使用したデッキはタケルライコオーガポンですが、この記事ではデッキの内容には触れません。ご注意ください。

※本編は常体となります。

DAY1~奇跡の連続 運だけDAY2へ~


会場まで


朝6時半 
とても目覚めの良い朝。家の中でけたたましい目覚まし時計が鳴り響き、テーブルの上には前日の夜にいれかえたばかりのスリーブが散乱。幸せを感じながら起床。

私が参加するのは12時半から受付が開始されるグループC。起きて何度考えてみてもなぜこんなに早起きをしているのか1mmも理解できなかった。
友人とともに新幹線で東京へ向かう約束で「静岡駅に8時集合」とスマホのカレンダーに書いてあるのを何度も確認。電車の乗り継ぎを確認しても到着予定時刻10時すぎ。驚異の2時間前行動。彼女との初デートでもこんな早くにはいかない。

なぜこんなにも早い時間に集合になったのか説明すると、前日友人と集合時間を決めており、私が会場の最寄り駅に12時過ぎにつく電車を逆算して検索して「10時過ぎの新幹線に乗れば間に合うよ」といったところ「遅れても嫌だしもう少し早めに行こう」と返事が返ってきた。
ここは弱肉強食のポケカ界隈。弱者の私が強者の友人に逆らえるわけもない。そこから紆余曲折あり8時集合に決定。私は友人の心配性が心配になった。

8時の集合までやることのない私は暇な時の日課である、椅子に座ったり立ったりすることで時間をつぶし、8時に駅に着くよう出発。静岡駅でオシャレ女子御用達のStarbuckscoffeeでコーヒーを買い、新幹線に乗り込み友人とたわいもない会話をしながら、会場へ。

10時過ぎ
東京ビッグサイトへ到着。

いい天気


早くつきすぎてやることがない。そうして二人とも足が自然とタリーズコーヒーへと向かっていた。本日2度目のコーヒータイム。
タリーズで友人2人と大きな鳴き声の生き物と合流していざ会場へ!!

13時半
無事会場に入場。私だけ緊張感だけ跳ね上がっていく中、友人たちはのほほんとしていた。私は緊張のあまりペアリングシステムを無限に更新する機械になっていたことだけ鮮明に覚えている。

以降対戦編へ

1回戦(リザードンex)

対戦相手は神奈川県から来たさわやかイケメンの青年。イケメンだけには負けるわけにはいかないと思い気持ちが先走る。
見事にデッキケースからデッキをぶちまけ、デッキばれ。
私も対戦相手も苦笑い。もうすでに帰りたい気持ちでいっぱいだった。

対戦前に雑談をしていると黒煙の支配者からポケカを始めたとのことで、ポケカ歴マウントを取り気持ちを落ち着かせる。
対戦準備を終え、対戦がスタート。
相手のバトル場のポケモンはポッポ。まだデッキは不明。
当たり前のように仲良しポフィンを2枚使用し、ヒトカゲとヨマワルたちが盤面を埋め尽くし、しまいにはハイパーボールでロトムVまで爆誕。
そくせきじゅうでんで番が返ってきた。
私はオーガポンスタート残り手札はきれいなエネルギーたちで埋め尽くされていた。所謂事故である。あまりにもまずい。トップドロー、、、、ジャッジマン!全負け犬が歓喜した。そしてとりあえずみどりのまいをし、ドロー、、、タケルライコex!!!今日は自分の日であることを確信し、ジャッジマンをプレイし、相手を事故らせて無事に勝利。
肩でするポケモンカードが一番楽しい。そう感じさせてくれる1戦目だった。

戦績1-0

2回戦 (ルギアVSTAR)

対戦相手は東京在住のパパさんプレイヤー。この時の私はもう脳内麻薬でキマってしまっているため、対戦前、死ぬほどフリートークをしていた。それに全部答えてくれる大人の余裕があるプレイヤーだった。羨ましい。意気揚々とじゃんけんを行い、当たり前のように負けた。これがモテる独身貴族の所作である。お相手は先攻を選択。
じゃんけんくらい気にすることはない。今日私は豪運なのだから負けるはずがないと意気込んでいた。
対戦開始。相手のバトル場はテツノカイナex。
はじめはミライドンかと思ったが1枚目にキャプチャーアロマをプレイ。なんだただ運のないルギアか…

コインは表、対戦相手はアーケオスを持ってきた。その直後世界で一番聞きたくない言葉が耳に入った。
「ハイパーボール、アーケオス2マイデ」

当時の僕の顔

これがCLプレイヤーのレベルなのかと痛感した。こんなこと都市伝説だと思っていたので当然私の心は折れかけていた。ここで対戦相手はルギアVを山札からもってきた。そのままベンチにルギアVを置き、ターン終了。
ターンが返ってくるも内心穏やかではない。このターンベンチのルギアVを倒さなければ試合が終わる。そう確信していた私は手札を再度確認。なかなか悪くない手札であったということは覚えている。しかし、決定的に足りないものがあった。そうオーリム博士の気迫がなかったのだ。
私はオーリム博士探検隊となり、必死に山札を掘った。しかし当たり前のように引けない。おとなしく後攻1ターン目ははじけるほうこうでターンを終えた。
次のターン待っていたかのようにドローと同時にルギアがVSTARに進化。しかしここで私にチャンスがきた。対戦相手はそれ以外の手札がかなり渋くアッセンブルスターをし、ルギアとテツノカイナにギフトエネルギーを加速してターン終了。時代が来た。
私の手札にはエネルギーとボスの指令があった。もう手札補充させずにアーケオスを殲滅するしかないと覚悟を決めた私は気が付いたころには相手のアーケオスにボスの指令を打っていた。そのまま試合はずるずると長引き、相手がチラチーノを作れず泥沼試合を制した。

戦績2-0

3回戦 (テツノイバラex)


対戦相手は東京在住の女性プレイヤーであった。普段ポケカ女子を見たらライコポンを疑えと教育されている私は何としてもじゃんけんに勝利し、後攻が欲しかった。そしてじゃんけんに当たり前のように敗北。対戦相手は先攻を選択。
何が起きているのかわからなかったがそのまま対戦準備へ。シャッフル後7枚引き私はタケルライコがいたため、バトル場にセットした。直後お相手から「たねポケモンがいません」と宣言。手札を確認すると雷エネルギーやクラッシュハンマー、スナッチアームなど所謂妨害カードがマシマシだった。ここでテツノイバラであることを確信。
その後引き直しを8枚もらったが1枚たりとも基本雷エネルギーと闘エネルギーが見えず、かくれんぼが開始。
先攻1ターン目お相手スナッチアームをプレイ。何も問題はなかった。なぜなら手札にいるポケモンはイキリンコexだけ。そのためイキリンコは山下に送られたがダメージは0。
ターンが返ってきてここから順当に毎ターンオーリム博士の気迫を打ちつつ、はじけるほうこうやきょくらいごうを宣言し続け難なく勝利。

戦績3-0

4回戦 (ライコポンミラー)


対戦相手の出身を聞くのを忘れてしまった。3連勝してルーティンを忘れるくらいに緊張していた。見た目は20歳ほどの切れ長の目をしたイケメンの青年であった。シャドウバースの大会限定プレイマットらしきものを使用しており、強者のオーラが出ていた。
この対戦ではじゃんけんに勝利し、意気揚々と後攻を選択。
対戦開始。
お互いにタケルライコスタート。初期手札も強くプライムキャッチャーまで持っていた。時代が来たかと思われた。
お相手は大空洞型のタケルライコで順調にスピンロトムや大空洞でベンチ展開を行い、ラティアスexを出し、スピンロトムをバトル場に差し出し終了。
私のターン、正直手札だけできょくらいごうの宣言までは確定していたが確定しているエネルギーが2枚だけであったためオーリム博士の気迫を打ちつつイキリテイクでエネルギーを探しに行くことを考えていた。大地の器をプレイ。山札を確認。イキリンコは山札にいなかった。イキれない犬はただの犬であった。
しおれた犬のターンが終わり、返しにサイド2枚を取られ当たり前に敗北。
もう肩で風を切れなくなっていた。

戦績3-1

5回戦 (ルギアVSTAR)


お相手は神奈川県在住の真面目そうな男性であった。フリートークがなかなか盛り上がらず、私は芸人として元気をなくしていた。
じゃんけんは無事に勝利し後攻を選択。
対戦開始。
お相手はネオラントスタート。なんのデッキなのか考えているとキャプチャーアロマをプレイ。ルギアだと確信。コインは表。トラウマが蘇る。対象はアーケオス。冗談で「そこからハイパーボールアーケオス2枚とかやめてくださいよー」と言ってみたが対戦相手は苦笑い。そこからお相手がプレイしたのは

顔が可愛すぎる

ゼイユSAR!!
顔があまりにかわいくて捨ててる手札なんて確認できなかった。
その後相手は5枚ドロー。恐る恐る相手のトラッシュを確認するとなんとアーケオス3枚!!!!!!!!!!!!やりすぎである。
そのままネストボールをプレイし、ルギア爆誕。ターン終了。
私のターンあまりに手札が渋く、ネストボールでイキリンコを出し、そのままイキリテイク宣言。オーリム博士は使えたものの加速したエネルギーは草エネであり、その後手札には大地の器とオーリムがあったため、そのままターン終了。
そこからお相手のターンが早かった。トップドローしてネオラントにギフトエネルギー手張り。ターン終了。おおよそ10秒。そう、1ターン目は100点であったが、かわいこちゃんで大事故かましていたのである。
そのままテツノツツミハイパーブロアでベンチのルギアを呼び出し、オーリムと手張りをしたところでお相手が投了。戦わずして勝つ。孫子の教えに従い無事勝利。

戦績4-1

6回戦 (大空洞パルキア) 

対戦相手は20代と思われる好青年。鉄板トークである「今日どちらからいらっしゃいました?」を気軽に言えないほど緊張感に包まれていた。
それもそのはず、この対戦でDAY2進出を決めたい人しか周りにはいないのだから。
芸人魂を抑えて、対戦準備。じゃんけんに勝利し後攻を選択。
対戦開始。
お相手はスピンロトムスタート。そのままファンコールを使用し、ベンチにホーホーなどを並べつつ、ネストボールでパルキアを置いていた。まずまずの展開。お相手がパルキアであることもあり。こちらはタケルライコ2体に絞り、はじけるほうこうで手札を整えた。当たり前にオーリムなんてなかった。しかし、このはじけるほうこうが強く、プライムキャッチャーとオーリムを引き込めた。
次の相手のターン、相手の手札が渋く、パルキアVが上に乗れず、突撃ランディングで終了。そのままプライムキャッチャーでパルキアを倒し、テンポ取って2-2-2で無事勝利。

戦績5-1

7回戦 (レジドラゴVSTAR)

対戦相手は関東在住のカイリュー好きの好青年であった。かなりトークも弾み、先ほどの緊張感から解放された気持ちになっていた。
じゃんけんに勝利し、後攻を選択。
後攻を選択した時点で、デッキがばれていたが関係ない。走るだけだった。
終始相手の回りが厳しく、ネジキやオンバーンを駆使して戦ってきたが運よく常に解決札を持っており順当に勝利。
とても対戦していて気持ちのいい方だった。私もそうありたいと思った。
この一日を通して対戦相手にダル絡みしていないか不安になったが、もう会うこともなさそうなので考えるのをやめた。

戦績6-1(DAY2確定!!)


きれいに写真が撮れない29歳

大会後


6回戦が終わったところでDAY2が確定したためすぐさまホテルを検索。探しても全然なかったが隣の駅の近くにあるカプセルホテルを見つけホテルを予約。人生初カプセルホテルに心を躍らせていた。
大会終了後友人と合流し、とりあえずご飯を食べに行くことに。
友人の一人が知り合いの引っ越しの手伝いのために車で来ていたため車移動でごはん屋へ行くことになり駐車場へ移動。
駐車料金なんと4,800円!!
都会の恐ろしさを痛感した。
引っ越し手伝ってもらった人この記事読んでたらDさんに適正な金額を渡してやってくれ。

その後誰も食に興味がなく、何も考えずに某家系ラーメンへ。
ラーメン屋では友人が注文したはずのライスが忘れられるというちょっとしたアクシデントがありつつ、疲れと空腹感からスープまで完飲。寿命を縮めながら私は幸福感に包まれていた。

友人の車でホテルまで送ってもらい、人生初カプセルホテルへ。
フロントでシステムを説明してもらい、まずはロッカールームへ向かった。
温泉や銭湯などにもいかないため、のれんをくぐるときにむず痒さを感じつつ、ロッカールームへ入った。


入った瞬間である。
推定50歳代のおじさんが全裸で腰に手を当てながら仁王立ちしているのである。
着替えている途中というよりも数十秒はその体勢でいたいたような、ある種美術作品のようなおじさんがいた。
畏怖の念を感じつつ、自分のロッカーへ移動し、館内着を持ってシャワーに向かうところで先ほどのおじさんが全裸状態から、パンツを履くわけでもなく館内着を着始めていたため、自分の館内着の清潔状態に不安を覚えつつシャワーへ向かった。

セクシータイム

23時半
シャワーを浴び終わり、明日の準備も整えたところで、カプセルへ向かった。
ウキウキでごろごろしていたころ、隣のカプセルの人がおそらく自家発電しているだろう音がしてきて都会って恐ろしいところだなって思いながら就寝した。

DAY1編 完!

DAY2編は有料となります、こんなしょうもない旅行記なので当たり前ですが返金可能です。つまらなかったら気兼ねなく返金してください。

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