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私が見てきた創価学会(今は信者ではありません)⑥公明党と選挙
創価学会で選挙と言えば公明党。公明党と言えば創価学会。世間で言われている通り創価学会と公明党は切っても切り離せない関係である。
建前は政教分離と言われていても納得いかないことがたくさんあるのではないかと思う。
2024年の衆議院選挙で大敗した公明党。
支持母体である創価学会も弱体化しているのではないかと言われ、私もその意見には同意する。
言い方は悪いが集票マシンのような活動にははっきり言って嫌気がさしていた。
今回は創価学会の選挙活動の実態について体験してきたことを書こうと思う。
mission1 公明党の実績を勉強しよう!
選挙が近づいてくるとまず内部資料が配られる。公明パンフも一部100円(当時)で買わされ、友好活動に使えと言われるが私は実はあまり使った試しがない。お金のムダだったと思う。
公明党の実績と言えば大昔の「教科書無償化」から始まり、消費税の軽減税率やドクターヘリの配置や給付奨学金の創設など色々あるのだがこれも当時はなんかピンとこなくて勉強するのは億劫だった。
グループ会や協議会、座談会でも公明党の実績や訴えるポイントを勉強するコーナーを作り、確認する。
これは自分が企画する立場になることもあり、本当に嫌で頭に全然入らなかった。選挙なんか早く終われば良い、どうせ組織票で勝つんだから。当時はそう思っていた。
mission2 内部を固めろ!
創価学会で選挙と言えば、何と言っても組織票が有名である。
この組織票をまとめるための入念な準備も行われる。
まず、地区内の世帯の全有権者を統監カードで確認する。(ZUと言われる。)
その中から入会している有権者の数を確認。(NUと言う)
それから地区内の世帯の入会していない家族で選挙権がある人を確認。例えば奥さんは入会しているがご主人は未入会なども把握しておく。
さらに地区内の活動家で確実に投票する人をカウント。(Kと言う)このKと言われる活動家が友人等外部の人に選挙依頼(F活動)をするとマルKとなる。
選挙が近づくと毎日のように報告、会合が行われ、NUをKに、そしてマルKにするための作戦が練られる。毎度毎度の家庭訪問や電話で会員もウンザリするだろうが、それをしなければいけない私もすごーく嫌だった!
未活動の部員さんの中には全く話を聞いてくれない人もいて、そのような人たちはCと言われていた。
創価学会の選挙活動でよく言われるのはF活動(友人に選挙依頼すること)だが、実は内部もかなり重要になってくる。内部を固めておくことは確実な票に繋がるからだ。地区や本部では目標が立てられ、それに向けて選挙活動を行うのである。
mission3 法戦は期限付きの宿命転換
これはよく幹部から言われていた言葉だった。
学会では選挙のことを法戦と言う。
選挙活動を頑張っていけば自分の宿命転換になる。
他人をも幸せにしていける。功徳をもらえる。公明党を応援することは広宣流布と同じ。仏法を広めることに繋がるのだと。
つまり、選挙活動は日本を良くしようの前に自分の幸せのためにやっているということになる。
自分のためだから皆一生懸命になるということか。
高齢の方とかは1人で100人以上頼んだ!という話も以前はよく聞いたけど最近はそういう方も少なくなっているだろうな。
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