ガールスカウトをやっていたからこそできた経験
前回「ガールスカウト」ってなに?というお話をしましたが…。
とても抽象的な答えになってしまいました。
今回は”具体的”な活動を少しお話しようと思います。
しかし!先述の通り多種多様な活動をしてきたので、今回ですべて語るのはそう簡単ではなく…
(しかも17年も活動をしてきてしまった…。)
まずは一番分かりやすい活動をご紹介します。
キャンプ~ 自分のカヌーは自分で漕げ~
ボーイスカウトをご存知の方は想像しやすいかもしれませんね。
ガールスカウトも活動でも、1年に1回はキャンプをします。
なぜ、キャンプをするのか。なぜなのか。
「自分のカヌーは自分で漕がなければならない」
からだと私は勝手に解釈しています。
キャンプする理由を話すには情報が少なすぎるので、少しだけガールスカウトの創立について触れようと思います。
Paddle Your Own Canoe(自分のカヌーは自分で漕げ)
こちらの言葉はB-Pのお言葉でして…B-P??って感じですよね。下記BPについて
ロバート・スティーヴンソン・スミス・ベーデン=パウエル(英語: Robert Stephenson Smyth Baden-Powell, 1st Baron Baden-Powel of Gilwell, OM, GCMG, GCVO, KCB, DL(英語版)、1857年2月22日 - 1941年1月8日)は、イギリスの軍人、作家で、スカウト運動(ボーイスカウト、ガールガイド)の創立者。
ガールスカウトはもともとボーイスカウトの創立者B-Pの妻が、女性のための活動の場所もということで誕生したのです。かなり説明を端折りましたので、引用を添えておきます。
オレブ・ベーデン=パウエル(Olave St Clair Baden-Powell, Baroness Baden-Powell、1889年2月22日 - 1977年6月19日)は、イギリスのボーイスカウトの創始者であるロバート・ベーデン・パウエルの妻、愛称はレディB-P。オレブ・セントクレア・ソームズとしてイギリスのチェスターフィールドで生まれた。ガールスカウト創設時に貢献した一人である。
あくまでも"貢献した一人である"という点がポイントです。時間があるときにこの話をいつかしようと思います。
長くなりましたが、結論から申し上げますと
自分で何でもできるようになる!
ために、キャンプをするのです。
B-Pの言葉にもあるように「自分のカヌーは自分でこげ」という理念を一番体現できる活動の1つといえるでしょう。
キャンプは自立の宝庫
小学校1~3年生のうちは舎営(お部屋に泊まること)をします。
小学校4年生以上は野営(テントに泊まること)をします。
もう、私は根っからのマザコン。地獄の3泊4日でした…。
母と離れて、寝る。地獄のミッション。
めちゃくちゃ疲れる。きつい。帰りたい。もう帰らせてくれ。
というのが当時の心情だったと記憶しています。
でも、これは寂しいと思った瞬間だけでして
・大自然を、頭の先から足の爪の先まで全身で感じられる経験ができる!
・なんでもやってみよう!触れてみよう!行ってみよう!
キャンプの楽しさは今もまた再現したいほど楽しかった。
朝露で濡れている芝生がこんなに綺麗なのか!!!
お昼の日差しはこんなに鮮やかで明るいのか!!!
夕日はこんなに色鮮やかなのか!!!
夜の虫は素敵な歌声を奏でているのか!!!
小さな体で感じた感触は
後に大きな経験になっていたんだなと
今振り返ると痛感することが多くあります。
基本的に低学年でも年長のお姉さんたちと一緒に活動することで
真似る→学ぶを体験することができます。
具体的には、「飯盒炊飯」「オリエンテーリング」「キャンプファイアー」「自然体験型の遊び」をキャンプでしました。
たぶん、100個くらい書き漏れがあると思いますが濃い経験がキャンプではできるのです。
キャンプでは、とにかく…自分で何とかやってみよう!
という工夫がされているので、小さな体と小さな頭で考えるのです。ヒントはお姉さんやリーダーがくれます。
でも、最後は自力でやる。
自分がやるというのがモットーです。
あの経験のおかげで、今までまずは自分でやってみよう!の精神が身についたかなと思いました。
自分の機嫌を取るのも、自分の経験を積むのも自分で。
大人になってもこれは難しいなと思いますが小さいうちから経験することで、意識付けができるという点において素晴らしい経験だったなと思います。
結果的に、私は虫は苦手ですがそれも「経験したから」わかったこと。であることが重要かな?と思います。
できるかな?→できた!の連続を味わうことができるキャンプは
まさに自立の宝庫だな。
と思います。
無人島でのキャンプの経験も話せたらいいなと思いますが、今日はこのあたりで…。
読んでくれてありがとうございます。もちお
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