見出し画像

環境を変える:どこから、誰から影響を受けるかが大事

私が「環境を変えることの重要さ」に初めて気づいたのは、大和証券に入社して間もない頃でした。
当時、私は新卒として必死に営業成績を上げようと日々奮闘していましたが、思うように成果が出ない。そんな時、自分のやり方に固執し、周りの成功者や上司の助言を軽視していた自分に気づいたのです。
「自分の方法が自分には合っている」と思い込んでいたことが、成長の妨げになっていたと感じました。

ある日、成績優秀な先輩から「自分のやり方に固執せず、他の人から学んでみたら?」とアドバイスをもらいました。
その一言で、視点を変え、周りの成功している人たちのやり方を積極的に取り入れることに決めました。
すると、営業のアプローチが劇的に変わり、顧客との信頼関係を築くことに重きを置くようになりました。結果として、営業成績も徐々に改善され、自信が戻ってきました。
この経験で、自分がどこから、誰から影響を受けるかが大切だと実感したのです。

また、MBAを取得した後、McKinsey&Companyに転職した時も、環境の変化が自分に大きな影響を与えました。
そこで出会った同僚たちは、私よりも優れたスキルや視点を持つ人ばかりで、彼らの働き方を間近で見ることで、さらに自己成長を加速できました。「自分より優れた人から学ぶことで、どれだけ成長できるか」を身をもって体験した瞬間でした。

逆に、環境を変えなかったことで停滞した時期もありました。同じルーティンの中で自己流にこだわり続けた結果、学びが減り、成長が鈍化したのです。
この経験から、環境や影響を受ける人を変えることが、結果的に自分を成長させる最大の要素だと気づかされました。

どこに身を置き、誰から影響を受けるかで、自分の成長速度は大きく変わります。
環境を変える勇気を持ち、成長し続けるための選択をし続けていきたいものです。

いいなと思ったら応援しよう!