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【ピアノ】子供の頃、親が私に個人の先生を選ばなかった理由を考えてみた
大人になって、誰の力も借りずに自力でピアノ教室を探して、技術的にかなり改善できた。
しかし、いつも思うのは、その先生に小学生くらいで出会いたかったという後悔。
それを家族に話したら、子供の時点で個人の先生には絶対にしたくなかったそうです。
どうしてだろうか?と考えたり、今までの会話を思い出した結果、下記の理由が浮かびました。
あくまで私の推測です。
目次つけます。
相性の良い先生を探せなかった
私が子供だった当時はインターネットがなかった為(1990年代あたり)、狭い範囲で限られた口コミで情報を得るしかなかったと思います。
自力で探すのが面倒だったのか、3歳から入った教室にそのままコースを変えて継続する形になってしまいました。
とりあえずエレクトーンのグループレッスンとピアノの個人レッスンにしとけばいいという感じで、雑な選択にされてしまいました。
そもそも、子供の時点で普通の人より劣っているとわかっていたので、私のことなんて別にどうでもいいと思ったのかもしれません。
音楽の習い事は子供までという思い込み
音楽を職業にしてほしくなかったらしく、中学〜高校生くらいで辞めて即ピアノを手放す予定だったようです。ひどい…。
大人になって再開しましたが、今となっては手放さなくてよかったです。
家族からは音楽を好きになってほしくなく、自分たちと同じように運動部に入ってほしかったそうです。
そもそも運動は日焼けが嫌で疲れやすくて苦手だし人間関係が面倒だから無理。先輩との人間関係とか無理。
送り迎え・レッスン同席が面倒
車がなく親の送り迎えができなかったため、自転車と徒歩で通える範囲でしか選べませんでした。
電車で通うことは全く想定していなかった。というかそもそも反対。
「絶対に近所で」の考えが強かった。
送り迎えやレッスン同席は運動部出身の親には苦痛だったようです。すでに小学1年くらいからいなかった。ほぼ放置です。
たぶん親の監視がないから先生は暴言言いたい放題だったのかも。
青天井な謝礼やお中元お歳暮などの文化が嫌い
親が個人の先生を嫌う理由は、たぶんこれが一番だと思う。
あとは当時障害の確定診断がつかなかった私には個人の先生は向かないという親の思い込みが非常に強かった。
これはバレエの例ですが、下記のように謝礼やプレゼントがエスカレートするのが嫌だったのかもしれません。芸術系あるあるのようです。
極端ですが親はこんな感じを想像していたのかなと思います。
人間関係・決まりごとが面倒
たまに先生と長話する保護者の方がいますが、ああいう感じか嫌いだったのか、先生とは距離を置いてドライな関係でいたかったようです。
他にも教室の決まりごとなど文章化されていない暗黙のルールを周りから読み取って理解したり、保護者同士の人間関係が嫌だったのかもしれません。
まとめ
親の思い込み、周囲からの圧力で、音楽を通してなりたい自分になれなかったので、今からでも、障害があっても音楽を通して、なりたい自分になりたいです。
大人になった現在も電車に乗って通うこと自体にいい顔はしません。本当です。
基本、近所の音楽教室(子供の頃通っていたところ)で我慢しろという感じです。
せっかく自分の力でバッハなどのバロック曲を弾くことにOKしてくれる先生にやっと出会えたのに、地元でできる範囲でやれって、正直ふざけんなって話ですよ。
自分の人生は自分で主導権を握って、音楽のある生活を続けたいです。