【副業】10分でわかる働きながら起業するまでの12ステップ
「副業を認める会社はイノベーションが生まれる?」でも書いたように、私自身も「自分の力が会社以外でどれだけ通用するか試したい」・「他の業界・世界を経験して成長したい」という想いがあり、働きながら起業しました。
2~12のステップで、約8か月の期間と約10,000円の支出を要して起業に至りました。といっても、その間に副業の収入が10万円ほどあったため、実質タダで起業した計算になります。
同じように働きながら起業を考えている方にとって少しでも参考になればと思い、私がとったステップをさくっと書き出してみました。
1 自分を高める
自分自身が商品であるという意識があったため、自分を成長させたり、人脈を作るために様々なことにチャレンジしました。
既に技術や資格などを持っている方、スキルや経験がある方については、この準備は無くてもいいかもしれません。
2 個人事業主の登録をする
副業にしても起業にしても、本業以外に収入(年間20万以上)ある場合、確定申告をして納税をしなければなりません。
私の場合は、freeeを利用し、開業届を20分ほどでさくっと作成して、最寄りの税務署に持参しました。これで、晴れて個人事業主です。
3 副業を経験してみる
起業する前に、副業を経験してノウハウを学ぼうと思い、ビジネス(副業)マッチングサイトやスポットコンサルトサイトに10個ほど登録しました。
結果として、半年ほどのでいくつかの仕事を受託し、その中では請求書の作り方や、契約書の書き方などといった実務も学びになりました。
4 事業計画を立てる
起業するためには、「マーケティングの基礎の基礎と口コミマーケティング」に書いたように、少なくとも4Pを考えなければなりません。
私の場合は、本業があることから、起業は損さえしなければ良いと思っていたため、収入がゼロであっても、支出も(ほぼ)ゼロでできるビジネスにしようと考えました。
5 屋号を考える
自分で長く愛着がわくような屋号(会社名のようなもの。)を色々と考えます。税務署に起業届を出すときに一緒に屋号も登録できるのですが、私の場合はその時は思いつかなかったため、空欄で提出しました。(確定申告時にも登録が可能。)
屋号で商標を取得する予定はありませんでしたが、念の為、J-Plat patで先に商標が取られていないかの検索を行いました。
6 口座を開設する
屋号がまだ無かったため、個人名で口座を開設しました。
プライベートの口座で兼ねても良かったのですが、収支の流れを分かりやすくするために、新規で口座を作りました。
今は、銀行に直接行かず、家からでも口座開設ができるようになっており、非常に楽でした。
7 ロゴを作る
ロゴは無くても仕事になると思いますが、HPや名刺を作る際にはあった方がいいと思い、作ることにしました。
自分でデザインをすることができないので、ココナラでプロのデザイナーさんに5,000円で依頼しました。自分の想いやイメージを伝えて、やりとりしながら2ー3日で完成しました。
8 HPを作る
当初は、HPとSNSを併用してやっていこうと考えましたが、働きながらSNSを運用するのは手間がかかると思ったことから、HPを立ち上げて、そこから仕事を受注することにしました。
HPは無料の作成ソフトがたくさんあり、大手サイトもいくつか試してみましたが、個人的に一番簡単で作りやすかったamebaowndを使って、1-2か月くらいかけて、形を整えました。
9 電話とメールについて
事業が大きくなれば有料で独自ドメインを取得してもいいと思いますが、まずは電話とメールは、個人で使っているものをそのまま使うことにしました。
フリーアドレスは迷惑メールフォルダに仕分けされてしまうということも聞いたこともあり、私は携帯電話のキャリアメールを使うことにしました。
10 名刺を作る
ここまででHP、電話番号、メールアドレス、ロゴができていますので、これらがあれば名刺が作れます。
名刺もこだわれば色々とデザインができますが、料金もかかってしまうことから、私は既存のデザインの中から選ぶ形を取りました。名刺クリエイターで、4,000円ほどで作る(送料込み。)ことができました。
11 会計ソフトのインストール
確定申告をするためには、きちんとした会計ソフトが必要だと思ったことから、初年度は利用料が無料ということもあり、使い方も比較的簡単とされている王道の「弥生会計」の青色申告オンラインを導入しました。
12 ICカードリーダーの導入
確定申告に当たっては、マイナンバーと会計ソフトを駆使する必要があるため、マイナンバーカードを読み取るICカードリーダーを購入しました。
こちらは、Amazonで1,500円程度でしたが、問題なくカードを読み込むことができました。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
少しでも皆様のお役に立ち、新たな気づきや思うことがあると幸いです。
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