【ほぼ日記】大学に進学して最高だなと思うこと

私はただいまテスト期間中です。いや突然なんなの？と思われるかもしれませんが、ふと思ったわけです。「テスト期間なんてものがあるのは大学生が最後では？」そう思うと、全力で苦しんで、毎日夜の11時まで図書館に篭って勉強しているのも最高に青春だなと思うわけで。（お察しの通りnoteを書いている場合ではないのですが、息抜きに書いちゃいます）

そんな青春真っ只中の私ですが、オランダに来て1年半一度も日本に帰らずに過ごし、ようやく今年の冬成人式のために帰国します。日本に帰ったら母校にも寄る予定なのですが、そこで大学どうなの〜楽しい？って聞かれるだろうなぁ、とか考えていると、唐突に私めちゃくちゃに大学生活好きだなって思ったんです。もうなんというか大学生活に対する愛が溢れてやまないんです。

いや、これまでも楽しいなとは思っていたんですよ？でも、課題もあるし日々のタスクには追われるしでしみじみと「うわ、大学めっちゃ好き、、、」と思うことはなかったんです。中学も高校もなんなら小学校まで遡ってもどれも同じくらいに楽しかったという気持ちしかなかった私ですが、圧倒的に今！！！大学が超楽しい！！！！人生で1番満足してる！！！！

なんでこんなに好きな気持ちに溢れてしまうのか。考えてみました。

好きなことを話し合える人がいる

第一の理由はきっとこれですね。私は国際学部に所属しているのですが、いつ何時政治の話をしても引かれない！みんなもれなく政治に興味がある環境！！！！
文字に起こすと殊更最高か？？という気持ちになりますね。日本でも政治に興味関心があったのですが、日本ではそれを共有できる人があまりいませんでした。家族と話したり、先生と話してみたり、それくらい？友達はあまり政治に興味はないし、選挙に行くの？行かないの？みたいな薄っぺらーい話しかしたことがなく、たとえば日本の領土問題、戦後賠償問題、慰安婦問題等がっつり政治の話が気軽にできる相手がいなかったんです。

それが、今はどうでしょう！！私が日本の選挙の話を持ち出しても、興味を持ってくれる子ばかり！なんなら、相手の国の選挙事情も知れちゃうわけです。（最近だとアメリカ選挙・フランス・ドイツとか）選挙だけでなく、パレスチナ問題、ウクライナ戦争、韓国の戒厳令発令、シリア内戦終結とかもみんなで雑談するノリで話せちゃうわけなんです！！あまりに最高です。

好きなこと以外勉強しなくていい

第二の理由は確実にこれ！！！！！！いや、本当にありがたい。オランダは一年生の時から専攻がガッツリばっちり決まっていて、日本のように1〜２年生の間は教養があるとかでもないので、入学した瞬間からコースに関係のある学習（私の場合は国際関係に関連するもの）しか勉強しないんです。もちろんその中でも好き・嫌いはあります。当然です。でも、数学や科学・物理等どう頑張っても好きじゃないと思っていた教科を勉強しなくてよくて、行われる授業はほとんど私の興味関心に基づいているなんて、高校の授業と比べたらあまりにも素敵すぎる。最高すぎる。

実はリベラルアーツ（1年生の時は好きに授業が選べて２年時から専攻を決める。国によって専攻を決めるタイミングは異なる。オランダは1年の終わり。）に出願しようかなとか高校生の時は考えていたのですが、しなくて良かった！！！ありがとう高校生の自分！！（泣）

ほとんど全ての授業でEssayを書かなくてはいけないのですが、これも自分の興味分野からトピックを決めれてその分野に詳しくなれるので本当に良い。強制的にある分野に詳しくなれるツールみたいなものに思えてきた。書いてる時はしんどすぎて泣きそうですが。

大人だし、一人暮らしだし

多分最後の理由はこれ。あんまり大学関係なくなるかもですが、大人だし、一人暮らしだしで自分一人でできることの幅が増えたこと。クラブにも行けるし、友達を家に招くのも簡単だし、自分の食べたいものを気の赴くままに作れるし、一日中ゴロゴロしてても何も言われない。もちろんそれ相応の責任も伴います。逆にめんどくさいこともありますし。それでも、高校生の時とは圧倒的に差がある『自由』を満喫している感じがいいのかも知れません。

ちょっと上記の理由を書いている時とはテンションが違いすぎますね。自分でも感じています。

まぁこんな感じで。こんだけ楽しめていると高校生の時に進路に悩んだ甲斐があったなぁと思います。人文学は就職につながらないし、何かのスキルが得られるわけでもないし、って軽視しがちで、医学部にしようかなそれとも潰しの効く経営とか会計とかにしようかなって思ってたことも一瞬ありました。でも、たとえ将来に直接関係なかったとしても自分が1番興味があることを深く学べて、周りの人とその情報を元に議論したり、情報を交換したりできるのって本当に「今しかない」と思うんです。その人生の中の貴重なチャンスを思う存分満喫できる環境に来れて本当に良かった。知的好奇心を存分に満たすのもすごく楽しいことなのだと知れました。両親に感謝です。