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【告白・宣言】【元ストリッパーがストリップの映画を制作します】

ストリッパーの映画を制作します。
いきなりですが応援宜しくお願い致します🙇‍♀️

「いきなり何を」と思うかもしれませんが、
私自身、数年前までストリッパーとして11年間全国の劇場に出演していました。

22才から16年を経て再び映画を作りたいという思いが湧き上がり、この度思い切って告白しています。

元々映画監督になりたくて22才の時に上京しました。
当時の私はショーダンスの世界で生きる女性たちの人生を描きたいという漠然とした思いを持っていました。
その中で一際惹かれたのはストリップの世界でした。
イメージの中の世界は私の知らない未知なる世界で、呼ばれているような気さえしました。
創造的な活動のために始めたストリッパーは金銭的、時間的なものから解放されると思っていました。

しかし、既に映画、映像業界の中に身を投じていたものの、私の心はある出来事で砕けました。
失望、という言葉が正しかったかもしれません。

同時に既に始めていたストリッパーの世界を知るために始めた仕事は私の砕けた心を支えるための舞台になっていきました。
その世界で11年間、私は人に支えられた日々を過ごせました。

物凄く色んな事がハードだったけれども、あの世界程、魂と肉体の存在を表現できる世界はないんじゃないかとさえ思っています。
あの世界に出逢ってなかったら、今の私はないと思います。

数年前にストリッパーを引退して俳優に転身しました。
ストリッパーはダンサーだけど、俳優にも近いものがあると感じています。何かのテーマを身体表現するという意味では広く捉えると演技に入ります。私は再度、失望した世界に改めて一歩を踏み出す事にしました。

私は再び映画の世界に戻りたかったんです。
当時、若くて何も分からなくて、良くない大人に良くない思いをされました。失望していたので、しばらく映画も観たくない時期さえありました。
でも、11年間ストリップの世界でかなり鍛えられた私は謎の自信を取り戻す事ができました。

俳優をはじめて数年が経ちました。
とある題材のシーンのお陰で、自分にとって何が必要か、何が大事か、を考えるきっかけがありました。
「自分の大事な人を大事にする」という事です。

ストリッパーの活動期間中にお世話になっていた先輩踊り子といつも良くしてくれていた劇場スタッフさんが突然亡くなった事がありました。
ストリッパーは舞台の上ではスポットライトをあびて輝いているけれど、当時の世間は日陰者の存在だという認識を少なくとも今よりは持っていました。

踊り子という事実を伏せていないといけない。
葬儀には行ってはいけない。

私は2人の本名を知りません。
その当時の事実が私を未だに悲しませています。

今は時代が変わってきてセクシー女優さんも堂々と自分の人生を表現できる時代になりました。けれども、今までの世間から日陰者として扱われてきた事実は消す事はできません。
私を救ってくれたストリップの世界を、業界や生きる世界が違っても、何かに足をとられて生きている人達に堂々と自分らしく生きたいように生きて良いという事を伝えたいです。
その為に映画を作りたいと思います。
ストリッパーの映画を私は作ります。

最初はショートフィルム、何年かしたら本格的な長編をつくる予定です。何年かかるか分かりません。でも必ず成功させてみせます。

今日は告白だけ。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
諦めないので映画上映まで応援宜しくお願い致します。

2024年12月25日すぎて26日の深夜にて。


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