
好きな作家さんのこと。
大好きな作家さんがたくさんいます。その中から、頭に浮かんだ方をつらつらと。
まずは京極夏彦さん。
京極夏彦さんとの出会いは、「MAYA∼真夜中の少女∼」というマンガの単行本でした。作者の本島幸久さんがフリーページで紹介されていたのです。
「MAYA∼真夜中の少女∼」という作品がとても好きで、こんなに面白い作品を考えつく方が面白いと言っている本とはどんな話なんだろう?と思いました。確か「姑獲鳥の夏」が発表されてすぐの事でした。
当時私は(たぶん)今で言う「ラノベ」ばかり読んでいた時期だったと思います。当時は「少女小説」と呼ばれてたかな……ノベルスは母も嵩張るからという理由であまり本棚には入ってなくて、なんとなく「大人の本」という感じがしました。
そして、本屋で見つけた「姑獲鳥の夏」はとても分厚くて、それはもうみっしりと字が書いてあるな、という第一印象でした。
それでもミステリと妖怪、そして何より本島幸久さんのオススメだから、という理由で読み始めたのですが、めちゃくちゃ面白かったです。小難しい漢字ばかりでしたけど……
その後に出た「魍魎の匣」や「狂骨の夢」、「鉄鼠の檻」の分厚さに恐れ慄き、鞄に入らない!と専用の手提げを買いました 笑
そして先日の日記にも書いた「嗤う伊右衛門」、こちらは本当にキレイな作品だなと思います。今でも桜を見ると、思い出してはうっとりしてしまうくらい好きです。
「巷説百物語」も「数えずの井戸」も好きですが、断然「嗤う伊右衛門」ですね。
そして、ゲゲゲの鬼太郎。第4期101話の「言霊遣いの罠!」です。脚本どころか、一刻堂として鬼太郎を追い詰める側で声優として出演なさってます。
演技がものすごく上手い!もう大人になってからの作品でしたが、息を止めて見てました。30分があっという間でしたね……鬼太郎の4期はいろんなゲストが出演してるし、(佐野史郎さんとか!)いろいろな試みがふんだんに使われていてとても面白いので、興味のある方はぜひ。アニメがデジタル処理になったのもゲゲゲの鬼太郎4期の中盤からだそうです。
話が逸れてしまいました。
ずっと京極堂の新刊を待っていますが、今もうあの分厚い本が読める体力と気力があるかなぁと思ってます。でも出たら買っちゃうんだろうな……何年かけて詠めるでしょう。楽しみなような、恐ろしいような。
そんな感じです。
またふわっと浮かんだ好きな作家さんについて書けたらいいなと思ってます。