mochida

子どもの小学校受験を経たのち、海外赴任により現在は東南アジアに住み子供を現地のインターに通わせる。キャンプ、家族が大好き。自分自身も幼少期は海外で育ったため、自らの育った環境、日本の教育環境、東南アジアの教育環境を照らし合わせ子どものバイリンガル教育を探る。

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子どもの小学校受験を経たのち、海外赴任により現在は東南アジアに住み子供を現地のインターに通わせる。キャンプ、家族が大好き。自分自身も幼少期は海外で育ったため、自らの育った環境、日本の教育環境、東南アジアの教育環境を照らし合わせ子どものバイリンガル教育を探る。

マガジン

  • 帰国子女が考えるバイリンガル教育@東南アジア

    自身の帰国子女としての経験を思い出しつつ、子供をバランスの良い帰国子女に育てるにはどうしたら良いのかを模索して行きます。男児&女児、2児の母。

  • ハチャメチャ我が子が無事私立小学校に入るまでの反省ストーリー

    長女の小学校受験の振り返りと、もっと落ち着いてできればよかったなという反省ストーリー。結果的には第一志望に合格で、現在通ってン年目になります。身バレ防止のため、制服や詳細はフィクションを織り交ぜております。

最近の記事

子どものベストな留学タイミングって? 〜小学校中学年編〜

もし自由なタイミングで海外に留学できる場合、いつがベストなのか?東南アジアに越してきて2年、それぞれの家庭がそれぞれのタイミングで留学してくるが、日本人家庭を見ながら感じた事がいくつかあるので、それぞれの時期で留学開始した場合の考察をシェアしたい。 幼児期編は以下からどうぞ。 さて今回は小学生中学年程度(小3〜小5くらい)で留学開始した場合の考察である。我が家も正にここに当てはまるため、かなり身近に例がいる。 小学校中学年から留学開始した場合のメリットメリット① 日本語

    • 子どものベストな留学タイミングって? 〜幼児期編〜

      もし自由なタイミングで海外に留学できる場合、結局の所いつがベストなのか。東南アジアに越してきて2年、それぞれの家庭がそれぞれのタイミングで留学してくるが、日本人家庭を見ながら感じた事がいくつかあるので、シェアしたい。長くなってしまったので、幼児期、小学校中学年、中学校以降に分けて話したいと思う。 前提条件として、今から紹介する内容は、日本語補修校に通えない場合の話である。日本語補修校があると話はまるで違うし、その規模が大きければ大きいほど、日本語維持の難易度は下がる。我が家

      • 子育てを悟ると同時に、IB教育の凄さを改めて認識した話

        私はある日突然、子育ての最重要キーポイントを悟った。 ことは、最近日本から取り寄せた「日本の歴史」全巻が届いたことから始まった。夏休みよろしく、子供達とソファでゴロゴロしながら紀元前からの歴史を順番に読み進めていた時の事だった。 いやー色んな登場人物がいますねぇ、日本の歴史。当たり前か。もちろん個人の性格が文章として後世にまで残されている事は稀なので、大部分が歴史をわかりやすくするための脚色だという事はわかっている。しかし、それにしても「こいつは一生ママの言いなりのダメ野

        • 自らの反省から考える、帰国生が日本で苦戦しがちな事

          子どもがインターに在籍していると、自分が元帰国子女である事が度々発覚するのだが、その際に度々生い立ちの話になる。よく聞かれる質問の一つが「帰国した時に何に苦労したか」という点である。 以前の記事でも紹介した通り、帰国生といっても千差万別ではある。全員共通して、とは間違っても言えないが、自分が帰国してから長期に渡って苦戦した点・気をつけていた点について挙げていきたいと思う。 ポイント① 英語能力で天狗にならないよう注意が必要 英語をいわゆる「ペラペラと」喋れる事は、日本に

        • 子どものベストな留学タイミングって? 〜小学校中学年編〜

        • 子どものベストな留学タイミングって? 〜幼児期編〜

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        • 帰国子女が考えるバイリンガル教育@東南アジア
          8本
        • ハチャメチャ我が子が無事私立小学校に入るまでの反省ストーリー
          20本

        記事

          欧米の帰国生として、東南アジアのインターっていいなと思う理由

          子供達は現在、東南アジアのインターナショナルスクールに通っている。私自身は欧米で育ってきたのだが、それに比べて東南アジアは子育てしやすいなと思うことが多い。 子供達が通っているインターナショナルスクールでは多種多様な人種が入り混じっている。「インターナショナル」と言うくらいだから世界各国から生徒がやってくるのだが、地域によって人種のバランスは異なり、おそらく東南アジアのインターナショナルは欧米に比べ、アジア人の比率が多いように感じる。中国、台湾、韓国、マレーシア、シンガポー

          欧米の帰国生として、東南アジアのインターっていいなと思う理由

          ESL/ESOL/EAL等の英語サポートを早く終えたいインター生の親たち

          駐在員の家庭で、渡航することになって初めて英語を扱います、と言う子は案外多い。そういった時に必要となるのが、多くのインターナショナルスクールでは用意されている、英語を母国語としない生徒達向けに用意されたESL/ESOL/EAL等の英語サポートプログラムである。 かくいう我が家も、我が子達には申し訳程度にしか英語に触れさせていなかったので、渡航が決まった際には英語サポートプログラム付きのインターを選ばざるを得なかったのだ。(そう、帰国生のくせに我が子には英語を伝授していなかっ

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          帰国子女ってどんな子女

          一言で「帰国子女」と言っても、当然色んな人間がいる。滞在場所、滞在年数、そこでの友人関係、一人一人異なるのでそれぞれ全くの別人格に育っているはずなのだが、割と一括りにされる事が多いのが帰国子女の損な所である。 ドラマ、小説、漫画等で登場するステレオタイプはこんな感じだろうか: 英語の発音がやたらいい。日本語のカタカナにさえ、その発音の良さを発揮する。 女子は前髪なしのワンレン。 歯が白い&歯並びが良い 効率重視、風潮や文化は無視しがち。 意見をハッキリ言う。周りが

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          帰国生がミニ帰国生を育てることになった

          子供が産まれてからの生活は、変化が目まぐるしい。 子供が産まれるや否や保育園争奪戦が展開され、どうにか無事保育園に預けられたと思ったらフルタイム共働きの無理ゲーぶりに家庭が大混乱。教育観の違いによりやっとの思いで入った保育園を退園し、幼稚園に転園。生まれた時は選択肢にもなかった小学校受験に突然本気になり、地獄の受験を経て小学校に入学したと思いきや今度はまさかの海外赴任である。我ながら落ち着きがない人生である。ちなみにこの期間に引っ越しも6回しているし家族も新たに1名+1匹増

          帰国生がミニ帰国生を育てることになった

          小学校受験の入試の意図について数年経ってから考えてみた

          小学校受験渦中の話はこちらから。 娘の小学校受験から大分時間が経過した事により、以前よりも客観的に小学校受験について考えられるようになってきた。渦中にいた時はどうしても自分や子供の立場でしか物事を考えられず、なぜここまでして家庭を追い込むのか(怒)と小学校受験業界に対して憎しみの気持ちしか持ち合わせていなかった。ただ、時を経て冷静になっていくと共に、最高学年になった娘の同級生達の様子を見ると・・・なるほど学校の入学試験には意味があったのかもしれない、と朧げながらも学校側の事

          小学校受験の入試の意図について数年経ってから考えてみた

          小学校のカリキュラムについて考えてみた

          娘は現在小学校の中学年だ。入学して以来落ち着くことのないうっかり具合に翻弄されつつも、ギリギリそれなりに小学校生活を送っている。しかし気を抜こうものなら忘れ物、提出し忘れ、テストで赤点…ドカドカっと災難が降り掛かってくる。「最近、ようやく楽になってきなぁ」なんて思おうものならそれは単なる惨事フラグに過ぎない。 ・・・しかしある日疑問に思ったのだ。小学校生活は果たして親がこんなに頑張らないと普通に送れないものなのか?目を話した途端ガラガラと崩れていくのが学校生活の正解なのか?

          小学校のカリキュラムについて考えてみた

          小学校受験に必要な用品リスト

          小学校受験をするには、実に多種多様な紺色グッズが必要となってくる。もちろんこれは必須なんかではなく、「みんなが着ているから着ておこう」といった理由が8割だと思う・・・が、誰も歯止めをかけられないのが現状。「なんだかなぁ・・」と思いながらも渋々みんな紺色に染まっていく。我が家もそうであった。 とはいえ、一部の幼児教室を除き、年中の秋になるまではそんなに紺一色に染まっているわけではない。さすがに短パン&ビーチサンダルのような格好はいないが(いや、待てよ我が家はそうだったかも・・

          小学校受験に必要な用品リスト

          私立に入って実際どうなのか(小学校中学年ver.)

          小学校受験の記憶を一通り吐き出したのを良いことに、すっかり記憶が薄れつつある最近であるが、娘が小学校中学年に進級したところで、入学した当初と少し感じることが変わってきたので、追記しようと思う。(2021.05現在) 低学年のカリキュラムはごく普通。ただし英語授業はネイティブに習える。低学年を終えた今、思い返してみると、内容はごくふつうのカリキュラムだったんじゃないかなと思う。国語も算数もいわゆる文科省が提供している例の教科書を使って学ぶので、そこから外れた事は基本的にはしな

          私立に入って実際どうなのか(小学校中学年ver.)

          第14話:【最終話】小学校受験の完了

          大分間が空いてしまったので、前回の話はこちらからどうぞ: そんな訳で、期待も虚しくサラッとA校に落ちてしまった我が家。 ショックもほどほどに、夫、そして何かと応援してくれた夫の両親にも報告をしたのだが、夫の両親には図らずも予想以上に期待させてしまっていたようで、ものすごく落胆させてしまった…。一方、私達の切り替えは早かった。 ダメであれば、次!それだけである。実力を出し切った事もあり、「あの時ああしていれば…」みたいな後悔が一切なかったのも大きい。 A校の結果は娘には

          第14話:【最終話】小学校受験の完了

          第13話:いよいよ迎えた本番

          この話は、行き当たりばったりで小学校受験をする事になり、バタバタ受験をした結果無事私立小学校に合格するまでの受験反省ストーリーです。前回の話はこちらから: いよいよ11月も目前に迫り、都内の小学校受験日が解禁される。我が家が受験する学校は私立・国立含め計5校であった。受験スケジュール順(≠合否発表順)に各学校を紹介しておこう: 学校A(私立):倍率が高いので、胸を借りるつもりで受ける学校A。あとに続く本命校を迎える前に、娘・両親、共にガチガチ感を払拭しておきたかった。

          第13話:いよいよ迎えた本番

          第12話:そして迎えた秋。本番は近…い?

          この話は、行き当たりばったりで小学校受験をする事になり、バタバタ受験をした結果無事私立小学校に合格するまでの受験反省ストーリーです。前回の話はこちらから: 模試の点数が上がった!?夏の半分ほどを夏期講習に費やし、家庭でも着々と特訓を積んだ夏休み。はたから見れば遊び呆けていたような感じだが、しっかり(ムッツリと)対策を進めていた。そんな中、引き続き開催されていた月々の模試に変化が訪れた。 点数が爆上がりしたのだ。 練習の成果が!!!・・・・と思いたい所だが、実はこれには訳

          第12話:そして迎えた秋。本番は近…い?

          第11話:夏の猛特訓(絵画制作・集団行動編)

          この話は、行き当たりばったりで小学校受験をする事になり、バタバタ受験をした結果無事私立小学校に合格するまでの受験反省ストーリーです。前回の話はこちらから: 今回も夏休み中に行った特訓についての内容である。引き続き、受験レベルを引き上げるべく家庭で練習をしていた我が家だが・・ 絵画の特訓での迷走絵画に関しては色々と迷走した。娘は元々絵が好きで得意な方だったのだが、お教室でいわゆる「受験的お絵かき」を教わってから、なかなかそのとおりに描けず苦しんでいたように思う。家でも一応フ

          第11話:夏の猛特訓(絵画制作・集団行動編)