それぞれの良さ
コロナの影響で仕事が休みになったので、
最近は部屋にこもりNetflixを見ている。
そこで久しぶりに見たイギリスBBCのドラマ【SHERLOCK】について書いて行こうと思う。
タイトル通り、これはかの有名なコナンドイル著のシャーロックホームズシリーズを原作として、現代版にアレンジされたドラマだ。
言わば、現代のロンドンにホームズがもしいたら的な発想だ。
以前のnoteにも書いたけれど、わたしは読書が大好きでその中でも思い出深く、大切な一冊と言えるのがシャーロックホームズシリーズ。
小学校に徒歩で50分ほどかけて登校していたわたしの通学のお供だった。
(ここで地方のド田舎出身が露呈)
歩きながら本を読むなんて今考えれば普通に危ないし、二宮金次郎みたいでちょっとおかしい子だと思われても仕方ないかも。
【SHERLOCK】でのホームズとワトソンは
馬車でなくタクシーに乗るし、手紙ではなく
スマホで連絡をとる。ワトソンは手帳ではなく
ブログに事件を記録している。
シャーロック、ジョンとお互いを呼び合うのも
原作とは違うところ。
"あの女"ことアイリーンアドラーや宿敵の
モリアーティ、ハドソン夫人、マイクロフトなどお馴染みのメンバーはもちろん登場。
漫画や小説をアニメ化あるいは実写化すると
たいていの人は
やっぱり原作のほうがいい...
キャストミス
と思ってしまうのが普通だと思う。
わたしもそう思うことのほうが断然多いし、
ストーリーに沿って頭の中で描いていた
自分なりの映像とかけ離れているとがっかりする。
ましてや原作をアレンジするとなると、あまり
期待せずにとりあえず見てみるかくらいの気持ちになるのがわたし。
でもこのドラマを見始めたら止まらなくなった。ホームズとワトソンの良さとか、他の登場人物の特徴はわたしが思い描いていたとおりだったのだ。キャストがイメージにぴったりだった。現代版になっただけ。
面白いなあと素直に思えた。
原作への愛とリスペクトがなければ、こんな
作品は作れない。
何回も見たくなる。
おうち時間で出会った素敵な作品。
コロナのおかけで外出自粛の世間は
暗い雰囲気だけど、おうち時間でしか
味わえない楽しみを見つけて少しでも気分を上げたいところ。
ホームズ好きのシャーロキアンの方、
海外ドラマ好きの方、ぜひ。
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