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【問】ライオンズの選手で結婚するなら誰がいいですか?

 先日,わたしはこんなことをつぶやきました。

 居酒屋や女子(わたしはおばちゃんですが)同士のトークで出てきそうな話題「結婚するなら誰としたいか」問題。このつぶやきには,リプライ・引用RT・DM等合計121個のご意見が集まりました。その節はありがとうございました。その集計結果・意見を発表しながら完全に偏った私見ではありますが「わたしが結婚したい選手」について書いていきたいと思います。
 まずわたしは30代未婚の女性のライオンズファンで,北関東の可もなく不可もない県で働いているしがない一般人ということ。どう考えてもあのきらきらと輝く野球選手のみなさんが(想像の中でも)わたしと結婚するとは考えにくい。万が一で億が一でもあり得ない。なのでここでは,わたしがもしキャサリン・ゼタ=ジョーンズだったらと仮定し,誰と結婚したいかについて考えたいと思います。理由としてはいくつかありますが,映画「シカゴ」にてアカデミー助演女優賞を受賞したときのキャサリン・ゼタ=ジョーンズが特に好きで,いまのわたしと同い年という理由からです。

【参考】シカゴ公式サイトはこちら>>


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 1番「結婚したい」と思った人が多かった選手は,秋山翔吾外野手です。
 もうすでに移籍してしまいましたが,「移籍してもなお秋山選手と結婚したい」という強いご意見が多く集まりました。とてもよくわかります。しかしわたしには秋山選手以上に結婚したいと心に決めている選手がいます。秋山選手はとても真面目でインタビューやテレビ・ラジオ番組に出演した際のトークなどを見てもとても頭の良い人なのだと思います。本業の野球でもしっかりと結果を残しておりかつ,人間味もある。スタイルもよく立ち姿がバリかっこいい。だた結婚となると生涯共にすることになります。楽しい時もつらい時も…結婚生活の中では辛いことや大変なことの方が多いかもしれません。女優であるわたしは時に映画の評価や世間の声が気になってエゴサをして勝手に落ち込むことがあったり,演じたくない役を自分で引き受けておいて仕事を辞めたいと嘆いたりするかもしれません。そんなの悩んだって仕方ないじゃないかというような悩みを抱えたとき,秋山選手はわたしを諭し,正しい意見を言ってくれそうです。しかし,女優でありプライドが高いわりに心がちょっと弱めのわたしはそんな彼の意見を真っ向から受け止められる自信がありません。自分のせいで自分がつらい思いをしているとき,とにかく肯定して慰めてほしい…そんなどうしようもない弱さを持っているダメ人間なのです。

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 次に「結婚したい」と思った人が多かった選手は栗山巧外野手です。
 「とにかく理屈抜きでかっこいい」というご意見が多く集まりました。男性からも圧倒的に支持されていたのが栗山選手です。その通りだと思います。しかしわたしには栗山選手以上に結婚したいと心に決めている選手がいます。栗山選手はそのお顔・野球への姿勢・ファンへの発言・生き様,すべてがかっこいい。しかし,あまりにかっこよすぎてわたしはその栗山選手と結婚する自信がありません。「栗山巧の妻です」と名乗る自信がない。栗山選手にふさわしい人間ではないと思ってしまいました。日々かっこよさを更新し続ける栗山選手に対し自分はどうだ?年も取って若い女優に比べたらみずみずしさも美しさもない…自分の女優としての価値を保つためにもがき苦しんでいるがうまくいかない…と自己嫌悪に苛まれてしまいそうです。自分はキャサリン・ゼタ=ジョーンズであるという想像をもってしても栗山選手と結婚することはかないませんでした。それくらい,偉大で尊い存在ということです。

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 その次に「結婚したい」と思った人が多かったのは,森友哉捕手です。
 「毎日が楽しそう」「子育てを楽しくしてくれそう」というご意見が多く集まりました。毎日笑顔で共に楽しく生きていく人生が想像できます。しかしわたしには森選手以上に結婚したいと心に決めている選手がいます。森選手はあるテレビ番組にて「懐が広くなんでも“いいよ”と言ってくれる女性が好き」という旨の意見を述べています。しかし,わたしは女優として仕事を続けたい…まだまだ挑戦し続けたいのです。野球選手の妻になるということは夫の野球選手としての生活を支える部分も大きくあると考えています。ライオンズの正捕手として活躍し,常に野球のことを考えており,エゴサして自分に対する意見を目にしてシュンとしてしまう森選手。山川選手に送り迎えをしてもらったり,後輩の佐藤龍世内野手にカレーうどんを作ってもらったりと,森選手を支えるためにすることは多そうです。女性の生き方は様々で,愛する人のために寄り添い支える生き方も,自分を貫いて仕事をし続けるのも,結婚して家庭を大切にしながらも仕事をするのもすべての生き方が素晴らしいと思いますし尊重されるべきだと考えています。しかしわたしには女優として天下をとるという夢があり,自分以外の誰かに割く時間がとても多くなることで自分に余裕がなくなり,愛する夫のすべてを許せなくなるのでは…?と考えています。まだまだ未熟な人間なのです。

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 次に「結婚したい」と思った人が多かったのは岡田雅利捕手です。
 「面白くて気遣いができ笑顔がいい」というご意見が多く集まりました。その通りだと思います。大阪桐蔭時代には中田翔選手とバッテリーを組み,社会人も経験しており,礼儀やマナーに関してしっかりとした考えを持っています。しかし時にはサンクスフェスタでブルーレジェンズのお衣装に身を包み華麗に踊ることもあります。ベンチ内外でも積極的に声を出し,若いピッチャーから前述の森選手まで多くの選手に気をかけ面倒見もいい…2018ファンクラブ早期入会特典オリジナルDVD内の座談会コーナー(6名の選手が集まり座談会を行うというもの。山川選手が寝坊したためほぼ5人で行われた)では,ほかの4選手があまりおしゃべりが得意でないため岡田選手がひとりで話し続る場面が多くみられた…という一生懸命さも注目すべきところです。岡田選手と結婚したいという気持ちが強くなり心が揺らぎましたが,わたしには岡田選手以上に結婚したいと心に決めている選手がいます。その選手への思いを貫くことにします。一度持ってしまった選手への強い思いは,選手の移籍というきっかけ以外では忘れられないのです。

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 次に「結婚したい」と思った人が多かったのは源田壮亮内野手です。
 「優しくてかわいいし頼りになりそう」とのご意見が多く集まりました。源田選手は今年から新キャプテンに就任しました。2017年に彗星のごとく現れ獅子の遊撃手というポジションをかっさらい,キャプテンを務める前から投手に多くの声掛けをし,チームメイトだけでなくオールスターで他球団の選手とも,代表選で侍ジャパンのメンバーとも,外崎修汰内野手の結婚披露宴に参加した外崎選手の友人・知人とも分け隔てなくコミュニケーションをとる源田選手。しかも意見を言うときはしっかりと言う(前述の秋山選手談)とのこと。素晴らしい選手です。しかしわたしには源田選手以上に結婚したいと心に決めている選手がいます。その選手は源田選手より体が大きいのです。わたしには体の大きめの人と結婚してみたいという夢があります。源田選手は身長179cm体重75kg。外崎選手から「もっとメシ食え!見た目がガリガリ」と言われる源田選手ですが,平均的な成人男性(野球選手でない)と比べたら大きい体をしています。野球選手を球場で肉眼で確認したときに必ず思うのは「野球選手!でかい!」ですが,源田選手に対しても同じような感想を持ちました。しかしわたしは170cmでお世辞にも小柄とは言い難い…ヒールを履いてしまったら同じ目線になってしまう可能性があります。何かの折にわたしがつまずいたら源田選手を押しつぶしてしまうかもしれません。源田選手にはなんの非もありません。わたしが一般的な女性よりやや大きいだけなのです。

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 源田選手と同じくらい「結婚したい」と思った人が多かったのが山川穂高内野手です。
 「才能があり尊敬できる」「許容力がある」等の様々なご意見が集まりました。わかります。わたしは山川選手と結婚したいと思っています。山川選手がホームラン王でありながらピアノや書道が得意というギャップが魅力的という面はもうご存じの通りかと思いますが,まずわたしは,全力でどすこいとわたしが体当たりしてもびくともしなさそうな山川選手の大きな体による包容力がとてもよいと思っています。具体的に言いますとFF9のEDにてガーネットがジタンの胸部を割と本気めに「バカバカ!心配させやがって!」と叩くのですが,これをやっても胸の骨が折れなさそうなのがよいです。また精神的にも穏やかで,「沖縄の人は飲みの席で誰かが中座しても話を進めずに待っている。こっちに来てびっくりした」と言っていたり,注文とは違った料理を持ってきた店員さんに対し「間違うのは仕方ない。そんくらい我慢して食べよ」と言っていたりと,大抵のことは気にせず受け流してくれそうな精神的な包容力も感じられます。あるテレビ番組で山川選手が後輩に厳しく指導している場面を見ましたが,厳しく振舞っているのにどことなく朗らかさがにじみ出ていました。また,テレビのインタビューや野球教室・インスタライブ等の発言を見る限り野球に関しとても理論的に考えていて「どうして〇〇なのか」を野球素人のわたしでも理解できるような言葉で表現し伝えているのがすごいと感じる一方,バラエティー番組ではテトラポッドの意外な値段に驚愕し「引退したらテトラポッド作るか」と言ってしまうような抜け感もよいのです。以上の理由からライオンズで結婚したい選手としてわたしは山川選手を推します。

 今回ツイッターでアンケートをとってみて「推しと結婚したい選手は別」とのご意見が見受けられました。なんとなくわかる気がします。推しを推すという気持ちのスタンスは様々ですが,それは理屈ではなく本能からくるものなのではないかと思います。ただ結婚となると…とみなさんが具体的にいろんな想像をして頂いたことに感謝したします。今回ここに書いたことはたいへん偏ったわたしの主観による思想・私見であり,キャサリン・ゼタ=ジョーンズ氏をはじめとするいろんなみなさまに謝っておきます。申し訳ありません。そしてわたしのどうしようもないつぶやきにご協力いただいたみなさま,ありがとうございました。


文・写真=打子

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