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毎日出勤するのがえらい病

派遣の面談で週三〜四もしくは時短を希望している私にコーディネーターさんがおっしゃった一言。

「正直、能力あっても週四しか出勤できない方より、経験が浅くても週五フルタイム出勤出来る方をクライアントは採用する思うんです」

えー…。

なんか、毎日出勤して椅子に座ってる方が偉いって風潮ほんとなんなの?

頭数がいないと困る仕事って確かにあるんですけど。ゲームってそうじゃなくない?実際私は外注ですが在宅だし。別に働かないって言ってないじゃん、時短でも早く仕事終わらせればいいのでは? IT系が母体の企業なら進捗管理にネットワークで進捗管理出来るツール使ってるらしいし、それを家でやるだけじゃないかと思ってたのですが。

こんなツイートを見つけて「ああ、これってもう文化なんだな」って思いました。毎日何があっても休まないのが良しとされる文化。顔を合わせて仕事をすると安心できる文化。仕事の質より決まった時間椅子に座っていられる人間の方が優秀とされる文化。

こんなん江戸時代から続いてるならそりゃ簡単には変われないよなぁって。いくらツールや技術が進化しても、この文化が脈々と受け継がれているなら今の会社のシステムは残っていくんだろうなぁ。

福岡に住んでいて事務の派遣で働いていた時、通勤途中に地震があって、乗っていた地下鉄が止まりました。

マグニチュード7.0、最大震度六弱を記録した西方沖地震の直後の余震だったので、また大きいのが来たらヤバいのでは……という状況。電車を降りて安否確認のため派遣会社と連絡を取ると「電車止まった? 歩いて会社まで行って下さい。遅れてもいいです。絶対行って下さい!」

そこまでして行くような仕事か? と正直思いました。だって一ヶ月か二ヶ月しかない短期雇用だし。仕事は書類整理だし。クレジットカードの会社だったんですが、地震来てるのにカード作りに来る人いる?

「大丈夫ですか?」の一言もなくそれだし。まあ会社の最寄り駅までそう遠くなかったし歩きましたけど。大通りを通勤途中の人達がぞろぞろと列を成して通りを歩いていきました。それに混じって歩きながら、なんかバカみたいだなーって思ったのを覚えています。なんか、そういう記憶が幾つかあって。でもそういうのって時代のせいかな、業界のせいかなって思ってたけど、そうじゃないことに今愕然としてる最中です。

ゲーム業界ってもっとそういうの進んでると思ってたけど、私が話しを聞いた限りだと、ソーシャル系は特に「ちゃんとした会社感」を打ち出したいのか既存の勤務形態のところがほとんどって感じでした。

よく考えたらもう子供の頃からそういう空気の中でみんな育ってるから、それが当り前って思ってるのかなぁ。皆勤賞って何だよって思いますよね!病気しない子なんていないんだし無理して出て来るのが偉いのかっつう。

まあ、おかしい! って声をあげて主張出来るようになっただけましなのかな。もうお外出なくていいように売れるしかねぇ…(結局ここに戻る)


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