見出し画像

トットちゃん力を高める

ADHD民の特徴として「人見知りがない」(そもそも他人と身内の識別すら出来てない)「思いついた事は考え無しに言ってしまう・やってしまう」というのあると思うんですが。

ない人もいるのかもしれないけど私はそうなのでそういう前提で話を進めます!

ちょっと前に昼ドラでやってた「トットちゃん!」のヒロイン黒柳徹子さんがまさにそれで、「絵本を上手に読めるお母さんになりたい!」と思いNHKの試験を受けて女優になり、「もっとお芝居の勉強をしたい!」と30代後半で単身ニューヨークに渡ったり。とってもアクティブです。

そしてNHKの試験の時も「私の両親はこの仕事に反対しているんです」とそれは試験で言ったらマイナスなのでは!?と普通は思うような事も言ってしまう。

実にADHDぽい!

でもこの「思いついた事は考え無しに言ってしまう・やってしまう」のって、クリエイター的にはかなり有利なのでは? と最近思うようになりました。

私はゆくゆくは小説をたくさん出したいなぁと思っています。

私だけでなく、シナリオライターという職業についている多くの人が一度は見る夢です。

でも、実際に編集さんに会う為にどこかに足を運び、「小説を書きたいんです!」と言える人はとても少ない。

だって上手く行かなかったら恥ずかしい、とか、自分の実力では相手にされないかも、とか考えるのかな???(普通の人の思考は分かりませんので憶測ですが)

私はそんな事を考える間もなく、自分から足を運んで「小説が書きたいんです!」と言いました。結果書けました。きっと皆言わないから、珍しがって話を聞いてくれたのだと思います。

「どうやって出版にこぎつけたんですか?」と聞かれて「自分で営業した」と答えると「アクティブですね!」と感心されます。でも黙ってても誰も声なんかかけてくれませんから。だったら言わなきゃ分からないじゃない。

多分空気が読めない、衝動性に任せた考え無しの行動なのだと思います。

でも空気なんか読んでたら一生小説なんか書けなかったと思います。

もしかしたら失礼な事も沢山言ってしまってるのかもしれない。でもこの仕事は自己主張してナンボです。あと知り合いじゃなかったら二度と会わないからいいや、全部話してしまえと思う雑なところも幸いして、初対面の方が思っている事を全部話せるんですよね。

「空気が読めない」って悪い事みたいに言われるけど、あえて読まないで行くといい事もあるのではないかなぁと自己肯定力を高める今日このごろです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?