冬で唯一好きなこと

鍋が美味しい季節ですね

私にとって11月は様々な思い出を思い出す季節。
今回は小さな幸せを体感したエピソードを残そうと思います!


早速ですが、私は家族の団欒に対して苦手意識を持っていた時期がありました。
何か用事があるまでずーーーーーっと部屋にこもって会話を避けるほど笑
私の実家は3階建です。(上の階は屋根裏部屋だから2.5階かも笑)
ご飯を食べに1階のリビングに降りるのも面倒だと、
ご飯を食べずに二度寝したりと・・・常に降りる言い訳を作っていました。

そんな思春期MAXな私が唯一自分から自然と降りてくるタイミングがあったのです。それは夜ご飯がお鍋の時。当時は家族4人揃って食べていました。

話し下手で家族の視線さえ怖いと感じているのに何故か、
お鍋の時だけは落ち着くのか普段よりすこーしだけ自分の近況を
話したりしていました。お鍋すげえ。そんな時間が好きでした。
(多分家族は普段通りに接していただけだと今では思います。
自分に自信がない時期と重なって過剰に視線を気にしていたんだろうな。)

あれから3年経ち、現在。


鍋を作ることは簡単だと言っていた母は病死していなくなり
私の隣で箸を突いて私の分までよく話していた姉は結婚して実家をでています。

つまり、家には二人しかいない。
話が少しそれますが、私は今も正直父のことが好きではありません。(許せ)
会話をするのが少し下手。。。いや日本人と思って会話したら
ストレスがたまるので脳内で東南アジア出身の方だと思って会話をしています笑

(そしたらちょっとは気持ちに余裕ができるでしょ?)

同じ空間にいるのもしんどいので普段は炊事洗濯などは個人で行っています。
一緒にできたら良かったんだけど、みんなこだわりすごいから意見が合わなかったでも今は慣れたし上手く回っているよ😘

でも、自分のためだけに作るご飯が一番しんどい!!!
そんな時に、父の「今日のご飯は鍋にするか」の一言が
とても救われてるんですよね。
ああ、お鍋が美味しい季節が来たんだなと。

ご飯作りをケチった私の食欲は満開になって
今日も無言でもくもくとつつきました。美味しかった。


なくして気づいた大きな存在


そしてそろそろ母の命日なんですよね。(11月16日)
最期に四人揃って鍋をつついた日も母は
「今日もテキトー料理や!鍋にしよか。」と言って用意してくれた気がする。
あの時、めっちゃしんどいはずなのに、鍋どころか料理することの大変さを分かっていたら。。。手伝っとけばよかった。ありがとうお母さん。

とり鍋を作って改めて痛感しました。11月になると毎年涙がでやすいので
多分お母さんが様子を見に来ているんでしょうね。



今回も長文を読んで下さりありがとうございました!
後半しんみりしたので最後に元気な一言。
お鍋サイコー!!!!!FOOOOOOOOOOOO

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