吸いたい気持ち
朝日が昇り始める朝の5時17分
俺は珍しく起きていた。
というか体が起きろと目覚ましを鳴らしていた
理由は単純、生理現象ってやつ
○:ふぁ〜、、まだ眠いな….
カンッ、、ジュッ…
マヌケなあくびをひとつして徐に煙草を取り出す
体が朝から求めてしまっている
それに応えないという選択肢は無い
お気に入りのZIPPOライターでタバコに火をつける
朝は6mm
○:落ち着くなぁ…
携帯でYouTubeのアニメの切り抜きを見ながら吸えるなんてなんて優雅なあs….
『まーた朝から吸ってるの?』
○:あれ、起こしちゃった?
美:ううん、トイレで起きちゃった
○:俺も俺も 昨日飲みすぎたのが原因ってとこだね笑
美:そしたら2人ともベット行ったのに寝ちゃってね笑
○:頭悪いなぁ俺ら
美:平和でいいじゃんそういうのあっても
彼女の美玖は俺が煙草吸ってることに対してほとんど言わない
たまに『体大切にしてよね〜』くらいで否定的なことは一切言わない。
女性にしては珍しいと思う。偏見だけど
美:朝もやっぱカッコイイな
○:吸ってるのがだろ笑
美:正確には吸っている横顔ね笑
○:こりゃあタバコやめられねぇな笑
美:自分の人生なんだしやめたい時に辞めればいいんじゃない?
○:それもそうだな
美玖は変わってるというか初めて言われたのが
『吸ってる横顔イケメンすぎませんか?!』
だったのをよく覚えている笑
大学の建物を少し離れたところの喫煙所で一服してたら急に話しかけられた
さすがにビビってシケモクになるところだった笑
ジュッ…
○:とりあえず1本で終わりで笑
美:え〜私の横顔タイムが〜
○:変な名前つけなさんな美玖さんやい
美:へへっ♡
○:もっかい寝たいな
美:だね、さすがに5時は眠いね笑
そう言って部屋に戻ろうとすると
美:あ、○○?
○:ん?
美:私も吸っていいかな?
○:あーいいけど、ちょいまち
そういいポッケから出そうとすると
チュッ♡
○:?!
いきなりチューされてる俺
しかもがっちり手を後ろにやられてるから離そうにも離せない
美:はぅっ、、んはっ…///
○:ぷはっ、、!ちょ、ちょ、、みく??!
美:ごめん。タバコ吸う○○の事見てたら
私も○○の事吸いたくなっちゃって…
○:はぁ、はぁ…だからって、こ、こんな急にすること…//
美:ご、ごめんね?
でも、、自分でもちょっと抑えられなくて…//
変だよね私、、、
○:いやまぁそれはそう
美:ちょっと!少しくらい否定してよ!笑
○:いや、変というか変態だからなぁ美玖は
美:うるさいですー
○○の付き合ったから私のにも付き合ってよ〜
○:えーーねm…
美:今日の朝ごはんなしにするよ??
○:奇遇だね〜俺も美玖といっぱいチューしたいって思ってたんだよーーー
美玖 :じゃあ続きは部屋じゃー!!
○:アイアイサー!!
優雅な朝とか言いつつも結局はIQ3に戻る俺たちなのでした。