もち田のひとり暮らし.002 水彩色鉛筆を使って絵を描いています
こんにちは、もち田です。
今日は水彩色鉛筆についてお話しようとます。今までの記事でも載せていたイラストは全て私が手描きで描いたものです。
イラストは画用紙に「油性ペン」を使って線画を描き、それを「水彩色鉛筆」で着色しています。
○水彩色鉛筆とは
水彩色鉛筆という画材、みなさんご存知しょうか?
水彩色鉛筆とは、見た目は色鉛筆と同じですが、水で溶かすと水彩画のようににじむ画材です。
私がこの画材を使うようになったきっかけは、中学生の時です。
もしかしたら同じ様に学校で使ったなという方もいるかもしれません。
美術の授業で、水彩色鉛筆の授業がありました。
その時は学校から、12色入りの色鉛筆と、スポイトと筆が合体した溶かす用
の道具がセットになったものが配られたので、それを使っていました。
○水彩色鉛筆の特徴
水彩色鉛筆は、
・乾いた状態では色鉛筆のようで、
・溶かすと水彩のようになる
というふたつの性質から、様々な使い方ができます。
溶かす際には、水筆という、下の写真のようなスポイトと筆が合体した道具を使っていますが、絵筆に水をつけても使えると思います。
水筆はスポイトから滲み出る水で描けるため、いちいち水につける必要がないので便利です。
主に私はいつも、下の4つの使い方を分けて使っています。
①そのまま色鉛筆のように塗る。
②❶の塗り方で塗ったあと、水筆でなぞって溶かし、馴染ませる。
③水筆で直接色鉛筆の色の部分を溶かし、紙に色を乗せる。
④先に水で紙を濡らしておき、そこに水彩色鉛筆で塗る。
こうすると、はっきりと濃い色が乗る。ポイントでくっきりとした色を乗せたい時に使う。
こんな感じで、様々な使い方ができます。
さらに、どれだけ鉛筆を尖らせるのか、塗るときどんな角度で持つのか、筆圧はどうするのか、水はどれくらい濡らすのか…など、調節の仕方でさらに使い方の幅は広がります。
水彩色鉛筆のように、二つの性質を生かして、様々な場面で活躍する…
もち田も、そういう柔軟性のあるもちになりたい…
さて、
この画材の使い方の幅の広さが気に入り、私は授業が終わってもこの画材を使って絵を描いていました。
その後、それを見た母もちが、
「水彩色鉛筆なら、母も昔使っていたのをもってる」
と、36色セットの水彩色鉛筆をくれました。
今は学校のと合わせて両方使って描いています。
○サンドウィッチ描いてみた
今回、水彩色鉛筆をつかって、サンドイッチを描いてみました。
この前昼ごはんに作ったベーコントマトアボカドエッグチーズサンドです。
その時冷蔵庫にあった食材でサンド出来そうなものを全て詰め込んだのですが、これが無計画で作ったわりにはすごく美味しくできて、最高の気分でした。
サンドウィッチのパン部分は水をあまり使わずに、ガサガサした質感が出るように色鉛筆直書きで細かい筆跡で描き、
トマトは水を使って色を溶かした後、濡れた状態でさらに色を重ね、はっきりとした赤を出しています。
今回の小技としては、トマトやチーズのハイライト部分は、塗っている間にどうしても潰れてしまうため、全て塗り終わった後に、カッターの先端で紙を薄く削って、白い部分を作りました。
興味を持った方はぜひ、水彩色鉛筆、使ってみてください。
今日も読んでいただきありがとうございました。
おまけ
作業中にたまたま絵にマスキングテープが張り付いたら、なんだかペーパー越しに透けるサンドウィッチみたいでいいなと思ったので、マスキングテープを重ねてこんなふうに遊んでみました。
縁をギザギザにカットしたら、より「っぽく」なりそうですね。