大津の交通事故に思うこと
GW前には高齢者による交通事故があり、幾度となく繰り返されている「高齢者は免許を返納すべき」の議論が再燃しているけれど、
今回の事故を見ると、〝高齢者だから危ない〟〝自分はまだ若いから大丈夫〟とは言っていられないなと改めて車を運転することの責任を思う。
(もちろん、高齢者ドライバーと事故の種類が違うので、高齢者の運転や免許返納について、それはそれで考えていくべきことだと思う)
私も日常的に車を運転していて、危ないなと感じる場面には少なからず遭遇する。そして自分自身の運転にも、今の危険だったとドキリとすることもある。
今回のような本当に何度思い返しても胸が痛くなるような、叶うのならば園児2人の命を返してあげて欲しいと願わずにいられないような事故を防ぐために、自分がまずはとにかく注意しよう、そう思う。
自分が人の命を奪いうるものを扱っているのだということを肝に銘じる。
そんな風に思いながら運転しているわずか数日の間にも、危ない運転を見かけたり、後ろから煽られたり、狭い道で異常なスピードを出す車とすれ違ったりして心がささくれ立つ。イラっとする。
でもその瞬間に、その人をとっつかまえることも、瞬間的にその人を更生させることも私にはできなくて、できるのはやっぱり自分が安全運転を心がけることだけ。そういう場面に遭遇したら、余計に意識することなんだと思う。
イライラして、注意力が散漫になると、私の運転の危険度がきっと上がってしまうから。
怖いな、危険だなと思ったら、それを自分に省みる。
せめて自分は、人の命を奪うことがないように。