今日、新たな旅を始めたあなたへ。
どうしてこんなに嬉しいのだろう。
ただ、他人の笑顔を見ているだけなのに。
どうしてこんなに幸せなのだろう。
ただ、人様の夢が叶っただけなのに。
所詮はすべて他人事じゃないか。
なのに、どうしてこんなに泣けるのだろう。
2023年8月18日
今日という日を私は一生忘れない。
忘れない……じゃないな。
きっと、ずっと、忘れられないんだと思う。
なんて言ったって
今日は基くんの夢が叶った日だから。
正直 何度言っても言い足りない。
けれど、何度だって言わせてほしい。
基くん、デビューおめでとう!!!!!!!
本当におめでとう。
良かった、本当に良かった。
基くんの夢が叶ったことを
お祝いできるなんて、本当に夢みたいだ。
基くんが笑顔で「またね!」と言って
ステージを後にしたあの日。
まさかこんなにも素敵な日が待ってるなんて
正直 思ってもみませんでした。
基くんの描いていた夢を
いつも信じて疑わなかったけど
でも、心のどこかで『もう会えないのかなぁ』
なんてどうしようもない弱音が
頭を掠めた自分も確かにいました。
でも、そんな弱音も不安もすべてを押し退けて
私の大好きな基くんは帰ってきてくれた。
しかも、大きな夢を叶えた姿で。
今日この日を迎えるまで
基くんは、どれだけ悔しい思いをしたのだろう。
お世辞にも近道だったとは言えなかった
基くんのアイドル人生。
空回りと遠回りを何度も何度も繰り返して。
押し迫るタイムリミットのようなものと
戦っていたようにも思える。
人にもモノにも俯瞰的な基くんは
自分の今いる世界が夢物語ではないことを
きっと痛いくらいにわかっていたのだと思う。
そして、そんな自分のいる世界が
努力と結果が必ずしも比例するとは限らない
残酷な世界であることも。
ただそれでも決して諦めず、アイドルとして
またここに戻ってきてくれたこと。
そして、デビューという大きな夢を叶えてくれたこと。
もっと言えば、基くんがアイドルになってくれたこと。
私はそんな基くんを誇りに思うと同時に
そのすべてに感謝をしたい。
基くん、本当にありがとう。
「もしも基くんがデビューしたらさ〜…」
オタクの友人たちとお酒を交わしながら
話した会話の一つひとつを、今 思い出す。
確証のないたられば話で飲んだお酒。
なんだかちょっと、苦かったなぁ。
そんな日も今じゃ懐かしく思える。
いい思い出だったな、なんて笑いながら
その日をつまみにお酒が進む。
もう「 "もしも" デビューしたら…」だなんて
架空の話をする必要もない。
基くんが大きな夢をひとつ叶えた今
その言葉の続きはいつだって
その先の夢の話をしていいんだ。
そして基くんもまた、私の大好きな笑顔で
その先の夢の話をしてくれるのだろう。
そう思うと、また泣けてきた。
どうしてこんなに嬉しいのだろう。
ただ、他人の笑顔を見ているだけなのに。
どうしてこんなに幸せなのだろう。
ただ、人様の夢が叶っただけなのに。
どうして、こんなに泣けるのだろう。
その答えは私が基くんを好きになった
あの日から、ずっと変わらない。
それは、基くんが私にとって
何にも代え難いたったひとつの宝物だからだ。
基くんが笑ってくれていれば
それだけでこんなにも嬉しく思える。
基くんの夢が叶えば
それだけでこんなにも幸せだと思える。
そして私は、それが嬉しくて幸せで
今こんなにも涙が溢れる。
私のたったひとつの宝物が
再び、眩い光を纏って輝き出したその姿に。
基くんが望む希望は、私の望む希望であり
基くんの幸せは、私のなによりの幸せである。
そして、基くんの叶えたい夢は私の叶えたい夢なのだ。
「今日、新たな旅を始めたあなたへ。」
基くん、次はどんな夢を叶えたいですか?
8.18 IMP.デビューおめでとう!
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