子どもは学校に行くべき?行かなくてもいい?
少年革命家ゆたぼん君のニュースを見て思ったこと。
死にたくなるほど辛いなら、学校も仕事も辞めても良いと思うんです。
でもある程度理不尽だったり辛い環境も経験しておかないと、人って成長しないんじゃないかなーと私は思います。
私が中学生の頃、部活動では先輩から意味の分からない理不尽なお叱りを受けたり、今思えば意味のないトレーニングをやらされたり。私の中で部活動はスポーツをやる場所というよりは、理不尽な事に対して忍耐力をつける場であったと思います。
毎日学校も部活も行きたくなくて、どっか異世界に召喚されないかなーと本気で望んでいました。笑
中学生の時は学校生活と部活動が私の世界の全てでした。辞めたいと思っても先輩達や同級生の部員の目が怖くて辞められなかった。
そして部活を辞めてしまうと、「部活の仲間」という後ろ盾がなくなってしまう。そうすると私のスクールカーストは最低ランクまで引き下げられてしまい、学校生活にも影響が出る事がとても恐ろしかったのです。
今思えばくだらない事なんですが、当時の私には死活問題でした。笑
でも私なりに学生時代にいろんな問題にぶち当たって、もがき苦しんで頭いっぱい悩ませて、そうやって乗り越えて来て今の自分があるのです。
大人になった今の方が大きな悩みや問題はあるけれど、中学生の頃に比べればだいぶマシだなーと思えるんですよね。
なぜなら、今なら自分の意志で友達も選べるし、行きたくない所には行かなくても良いから。(仕事は別として笑)
大人になった私は自分の世界はここだけじゃないと思えるし、選択肢がたくさんある事を知っているんです。
あんな息苦しい生活を3年間続けられた自分は偉かったー!それに今でも中学の部活の仲間とは交流があるので、やっぱり辞めないで良かったなと思います。
人って辛い経験をしてこそ、今の自分がどんなに恵まれてるのかを知ることが出来ると思うのです。
私と同じように理不尽な事に耐えろ!という気は毛頭ありません。
でもあの時私は辛い思いをして良かった。もし私が楽しいだけの温室育ちの学生生活を過ごしていたなら、自分の卑怯さや弱さも知ることが出来なかっただろうし、その弱点を克服しようともしなかったんじゃないかな。
今は多種多様な生き方があり、私は他人がどのような生き方をしても否定する気はありません。
でも自分が子どもを持ったら、やっぱり学校には行って欲しいな。そこでしか出来ない経験をいっぱいしてほしいなーと思いました。