三ノ宮 とんかつ七兵衛
七兵衛に向かう為、新大阪で神戸線に乗り換える。
神戸線のソファはすごくフカフカでビックリした。
電車の座席のことを思わず「ソファ」と表現してしまうくらいフカフカだ。こんなの初めて。
あと優先席のシートの柄が
優先されるべき対象(老人や妊婦)の柄になっててすごく可愛い。
フカフカ座席で電車に30分程度揺られて三宮駅に到着。
学生時代に何度か来たことがあったが
雰囲気が全く変わっていた。初めてくる駅みたいだ。
七兵衛に向かってしばらく歩いてみると
少しずつ知ってる雰囲気の三ノ宮に戻って行った。
七兵衛
狭い店内。一番奥の席を案内されたが
最近太ったので席にたどり着けるか不安だった。
今回はなんとか席に辿り着くことが出来たが、あと3キロくらい太ってたら辿り着けた自信がない。
海老カツ丼の食券を渡す。
ご飯は大盛り無料だったが、今回は普通盛りで注文した。
というのも、三ノ宮に着くまでの電車の中で調べていたら
どうやらこのお店の近くに「ぼっかけの拓」なる、ぼっかけのお店がある事を知ったからだ。
昔七兵衛に行った際、このお店はボリュームが少なめだったと記憶している。
だから普通盛りであれば、これを食べた後でもこの「ぼっかけの拓」でぼっかけそばめしを食べる事が出来るのではないかと考えたからだ。
神戸には何回か来た事があるが、なんだかんだで
ぼっかけを食べた事はないし
何より「ぼっかけの拓」というネーミングセンスに惹かれる。
是が非にでもこのお店に行ってみたい。
待ちに待った海老カツ丼が出てくる。
「汁だくで!」とか注文したわけではないのに、
めちゃめちゃに汁だく。5分くらい放っておいたらお粥になっちゃうんじゃないか
ってくらい汁だくの海老カツ丼が出てきた。
というか、「ツユの感じが卵に染みてる」とかじゃなくて
こんなに明確に「ツユ」として液体がかかったカツ丼自体見るのが初めてな気がする。
ツユは甘味よりも恐らく出汁の味の方が強く、
ツユだけでもご飯一杯食べれるくらい美味しく、しっかり主張の強い味。
こんなに美味しいツユが沢山かかってるなら、ご飯大盛りにすれば良かったと少し後悔した。
しかし、この海老カツ丼を平らげた直後
僕は並盛りを注文した事が正解だったと思い知る事になる。
というのも、並盛りだったにもかかわらず、
しっかりお腹一杯になってしまったからだ。
ここのお店はスタンダードなカツ丼や海老カツ丼の他に
チキン南蛮丼や、マヨカツ丼等
様々な美味しそうな揚げ物丼のメニューがある。
学生時代ここに来た時は、(先にも述べた通り)
あまりボリュームが多くない、なんなら少ないくらいの印象を受けたので
「万全の空腹コンディション出来たら、この量なら2種類の丼を注文して楽しめるな」
と思ったことを明確に覚えている。
それが今じゃ並盛り一杯でお腹いっぱいだ。
お店側がボリュームを増やしてくれたのか、
それとも俺の胃袋が小さくなってしまったのか。
変わっちまったのは俺か、或いはお前か。
とにかくぼっかけの拓になんて、とてもじゃないけど行けないくらいお腹いっぱいになった。
卵も美味しいツユの味(出汁の味?)がしっかり染みておりとても美味しい。
ちなみにこのお店のカツ丼系のメニューは
卵をデフォルトで2つ使用して作ってくれてるらしい。卵LOVERとしては歓喜。
メインの海老カツも、(ベタな感想過ぎて恥ずかしいが)
サクサクの衣とプリプリのエビの食感がたまらない。美味しい。
海老フライでもなく、海老天でもなくて
これは「海老カツ」なんだなっていうのがすごく分かった。
どこがどう海老フライじゃなくて海老カツなのかって聞かれたら分からないんだけど
明らかに海老フライじゃなくて、海老カツだった。
先に話した通りお腹は大満足して退店。
ぼっかけの拓がお腹に入る気が全くしないので
元々新幹線の中でたてた予定通り、
次の目的地「夙川」に向かう。
今回の旅行で、絶対に行くと決めていた
「喫茶ベリー」に向かう為だ。
ちょうどしょっぱい物食べてお腹いっぱいだけど
舌は甘味を求めている。
夙川からの移動中に多少は胃の容量に余裕も出てくるだろうし
喫茶店で甘味を楽しむのにベストなコンディションを作り上げる事が出来る気がする。
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