見出し画像

どくしょのきろく【2022年2月】

こんにちは。mochan.です。

なんと今月はいきなり目標を達成できなかった…
1月に飛ばしすぎて、ちょっとペースダウン。

でも、過去の自分と比べて成長してるからよしとする。

今月はこの2冊。

1.新書:『スマホ脳』アンデシュ・ハンセン


言わずと知れたベストセラー本。

ざっくり言うと、スマホが急激に普及し、「スクリーン」を見る時間が極端に増えたことで、運動不足や精神の不調を起こしたことなどを、研究事例を紹介しながら述べている。
スマホ(が表示するWebサイトやSNS)にはドーパミンを放出させる力があり、人々に次から次へとページを送るようにさせる。
これは人類の進化の過程で得た、生きるために必要な能力が引き起こすこと。
人間の脳は、長い狩猟民族の時代に適応して進化したため、そもそもスマホなど情報過多の状態に適応できるものではない。

衝撃的な内容。
ほんとに、スマホの使いすぎはダメ、ゼッタイ。

2.文庫:『茶の本』岡倉覚三

これは前回の『陰翳礼讃』と同様に人に薦められた本だったと思う。

系統としては似ていて、茶道の成り立ちやその周辺分野の考え方などと併せながら、「茶」の精神を説く。
元々は西洋人に理解させるために英文で書かれ、後に日本語訳されたものである。
「茶道は日常生活の俗事の中に存する美しきものを崇拝することに基づく一種の儀式」であり、茶室における振る舞いは「すべてが芸術的人格の表現でなければならぬ」としている。

これまた解釈が難しく…
昔の人(特に「道」に通ずる人)はなんでこうも極端なのだろうと思ってしまう。
でも、今でも何かにものすごく秀でている人は、そういうところがあるよなとも。
正直にいえば、全神経を注いで何かに没頭することは私にはできないけれど、そういう心持ちを理解しようとすることは必要なのかなと感じる。

____________

来月もぼちぼちやっていこうと思います(笑)

最後までありがとうございました。

mochan.

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?