【日記のようなもの】亡き義母に借りたままのもの
昨夜、夢の中でグラタン皿が割れた。
夫の母、亡き義母から何かお料理のお裾分けをもらった時に借りて、そのままになっていたものだ。
義母は義父が亡くなった後、義姉家族と一緒に住んでいたので、このお皿は義姉に返さなければと思いながら、いまだに返しそびれており、それが夢の中に出てきたのだ。
お皿は横に三つに分かれて割れてしまっており、もうもとの姿では返せなくなったので、お義姉さんにわけを話さないとと夢の中で自分は考えていた。
お盆だから夢に出てきた?
いや、おそらくアレだ。
義母にはもう一つ借りたままのものがあって、それは夏木静子さんの『雪の別離』の文庫本。
昨日引き出しの整理をしていた時に出てきて、これ借りたまま読んでなかったなぁと。
義母が貸してくれたのだけれども、その頃私は読書からは足が遠のいており、そのうちにと思いながら手をつけていなかった。
あの時すぐに読んでいたら、一緒に感想を述べ合ったりできたのになぁなどと昨日思ったりしていたので、その流れでもう一つの返せていないものが夢に出てきたのかもしれない。
グラタン皿は今度義姉の所に行く時には忘れないように持って行って、本は近いうちに読むことにしよう。
私が読み終えたら、ミステリー好きの夫にも読んでもらって、これも義母の部屋の本棚に返しておこうと思う。