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夕方5:30のおともだち
私は小学2年生から鍵っ子だった。
2.3年生の頃は放課後は小学校近くの一時預かりをしてくれるおうちにお邪魔することが多く、17時くらいまでは友達の家に行くか、そこのおうちに行っていた。
とはいえ、預かり時間を過ぎて家に送ってもらうと、共働きの両親の帰りをひたすら待つ時間が始まる。子供にとっては長い約1時間半。私にとっては癒しの自由時間。アニメや漫画が大好きだったので、その時間はたいていCSでアニマックスやキッズステーションを見て、昔のアニメの再放送を見ていた。
忘れもしない17:30は「Dr.スランプアラレちゃん」の放送時間だった。
ギャグ要素が強く下ネタも多いけれど、友情や家族愛やペンギン村のゆかいな仲間たちによるのどかな日常や、時々ドクターマシリトによる陰謀でドタバタする話が大好きで毎日見ていた。
特にエンディングテーマの「アレアレアラレちゃん」が忘れられない。かわいいけれどちょっと寂しくなっちゃうメロディ。
物語の終わりが名残惜しくなるあの感じが、日が落ちるのが早い雪国の夕方、家にひとりでいる状況とマッチして、しんみりしていたな。
ぺんぎん村からおはこんばんちは
右向いて左向いてばいちゃばいちゃ!
平成前半の小2が歌うから、アラレちゃんど世代の親はびっくりしていたな。
ぺんぎん村のみんな、いつも私と一緒にお留守番してくれてありがとう。確実に私の頭の中を形成したアニメだった。
高学年になって、ドラゴンボールにもハマって孫悟飯に恋をした。ランチちゃんやビーデルや人造人間18号も大好き。ロマンティックあげるよ〜。初代オープニングのサビへの盛り上がりも大好きで、あの音の並びがちょっと心がキュッとなって涙が出そうになる。ドラゴンボールもわたしの子ども時代をワクワクでいっぱいにしてくれてありがとう。
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誰に届けるでもない、自分の心のアウトプット。
ご冥福をお祈り申し上げます。