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ワクワクする問いを立てる。
問題解決やデザイン思考に対する注目が集まっている昨今、
明日から、いや今日からできる思考法。
そんな一般的なアイディア開発プロセスの中で、大切なのが
スジの良い問いを立てる
ということ。
そもそも何のためにやってるんだっけ?
それってなんで?
本当に?
どんどん深掘り本質的な問題に辿り着くことを目指します。
かつてグロービスに通っていた際、クリティカルシンキングの先生から
前提を疑え
という言葉を頂き、カナリ刺さった経験があります。
思考のスタートラインが「暗黙の前提ありき」にはなっていないか?
「隠れた前提」に捉われていないか?
その前提。って本当にそうなのか?
などなど。
で、タイトルにした「ワクワクする問いを立てる」の話ですが、
解決すべき問題に対して「どうすれば」それが解決できるのかを考えること。どんな課題を設定するのか。という話なんですが、
そんなん当たり前だよね。と思われてしまいそうですが…「“ワクワクする”問い」であることがキモでして。
●問題:朝起きるのが苦手
●問い:どうすれば、朝起きるのが苦にならなくなるのか?
う〜ん、つまらん。
間違ってはいないけど、良いアイディアが産まれてくるイメージが湧かない…
●問題:朝起きるのが苦手
●問い:どうすれば、目覚めの瞬間に大きな声で「おはよー」を言いたくなる、清々しい朝を迎えることができるのか?
ちょっと寝起きの例え話だと無理があったかもしれませんが(笑)、要するにこういうこと。
※低血圧の方ごめんなさい…
問いの中に
・より具体的で
・ワクワクする表現を加える
ことで、想像力を掻き立てることができます。
そして、この具体性を持たせる際にはレトリックがとっても大切。
人を動かす、共感を生む表現ですね。
https://kanasys.com/essay/453
かの、日本を代表するクリエイティブディレクターの杉山恒太郎さんは
いま必要なのは“ソリューション”ではなく、“クエスチョンだ”
とおっしゃっていました。