有翼のフロイラインはここから作り始めてくれ
既に1か月ほど前でしたが、有翼のフロイライン というインディーズ(?)ゲームが発売されました。
なんかスタッフロール見たらクッソ長かったし主題歌や声優も一流のものがついているので、インディーズ「?」って付けちゃったんですが、分類上はそうらしいです。DL版3278円、パッケージ版3828円。
世間の評判はあまりよくはないです。
まずプレイ時間がクリアまで3時間くらい、再生されるだけのストーリーパートも含めてそのくらいなので、価格に対するボリューム不足が非常に厳しいことになっています。1000円台のSteamや同人ゲームでも10時間以上遊べるものは多いですからね…。
ポジティブなレビューはアクションパートの爽快感について言及するものが多いです。開発中から期待されていた部分でもあります。ただそこでも☆5に届かない。
個人的にプレイした感じでは、実はもういい歳なのでボリュームが少ないことには大減点を付けないのですが、売りのアクションパートに厳しいところを感じていました。
そんな感じですが、個人的にはこのゲームには未来を感じているので、ここから先を作ってほしいと強く願っています。
3D空間を飛び回る操作と武器発射がなめらかに出来る(これ重要)。このベースシステムががっつり出来上がっているので、後は何を乗せるかの問題です。結構延期されているのでもうリリースするしかなかったかもしれませんが、企業製のゲームならここから「楽しいか」「見やすいか」を調整し、「物量」を外注で増やしていくフェイズのはずです。財政状況は窺いしれないけど、もしここからそれが出来たらすごいものが出来るはず…!
現状では「スピードが出るので爽快」意外の要素がありません。
3つめのTweetに書いたように、お互い撃つまではいいけど、エフェクトの使い方やUI、弾速と着弾設計に難があって、何が起きてるのかわからずイライラします。そして、高速戦闘なのに「デカブツの構造の隙間を狙って撃つ」とか「狭い空間でグルグルすれ違いながら目標を追う」とかチマチマした戦闘シチュエーションを入れてしまうのもつらくて、ゲロ酔いするしスピード感もクソもありません。
いい素材の味付けと提供先があまりよろしくないだけなので、それを認識して1~2カ月やれば大きく変わったのではないかという気がしています。
次が出てくれますよう。