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2022.09-10 管への不安と入院

2022.09中旬某日その3

T病院の初受診を終えた帰宅後、情報が整理されるうちに不安なことが一つ、首をもたげてきました。
それは、「一週間、管を入れっぱなしにする」ということです。
今回手術するのは口の中なので、当然ながらしばらく口から食べたり飲んだりすることができません。そのため、鼻から胃まで管を通し、液体の栄養剤を流し込むことで栄養を摂るのだそうです。昨日先生からこの話を聞いたときも心がざわざわしましたが、他にやるべきことが多すぎて深く聞けませんでした。
そもそも、なぜこんなにも管に抵抗があるかというと、これまでの経験で嫌だったことランキングでトップ争いをするくらいに、鼻から管を通すことが苦手だからです。過去に2度ほど胃カメラをした際には、先生や看護師さんが引くくらい異常な状態に、そして昨日の内視鏡(鼻からカメラを入れてのどを診ました)もひどい状態になりました。元々鼻の奥が人より狭いのでシンプルに痛いし、のどに何か触れると気持ちが悪くて嗚咽が止まらないのです。
そんなわけで、看護師さんの「不安なことがあればいつでも電話していい」という言葉を額面通りに受け取り、電話で相談してみることにしました。
頭頚部外科の看護師さんにつないでもらい、
 
・いかにわたしが管を苦手としているか
・管が怖すぎて安眠できない
・点滴など他の方法がないか
 
をお伝えしました。これを受けてK先生にも確認してくださり、いただいた回答はこちら。 

・点滴もなくはないが、胃腸を動かすことが早期治癒に最も有効
・昨日のカメラよりも細い管を使う
・入れるのは麻酔中なので何も感じない

…点滴、ダメでした。
結局不安は不安のままですが、「めちゃくちゃ嫌なんだ!」ということは伝えらえたので良しとすることに。やったことないことに怯えてもしかたあるまいと気持ちを切り替えました。

2022.09下旬

事務手続きに奔走します。
協会けんぽの限度額適用認定証の発行申請や、加入している生命保険の保険金請求の仕方などを進めました。どちらも、後出しでもどうにかなりましたが、体と頭が元気なうちに、自分が理解し動くことができて安心できました。
 

2022.10.11

ついに入院です。
指定時間に合わせて病院へ向かいます。まずは駐車場に特設されたコロナ検査場で検査を受けます。ここで陽性が出てしまうと入院そのものが延期になってしまうのですが、無事に陰性でした。院内へ入り、前回入院手続きをした場所で当日受付をします。お世話になる病棟名がでかでかと書かれたファイルを受け取りました。そのまま指定された病棟へ移動します。
各病棟の入口には受付があり、事務スタッフさんがいます。ファイルを渡すところまででパートナーとはお別れ。持ってもらっていた荷物は、事務スタッフさんが引き継いで持ってくれました。
ラウンジとシャワー室を経由し、それぞれの注意事項や使用方法を聞いて、いよいよ病室へ向かいます。
 
案内された病室には、すでに3人の患者さんがいました。わたしの場所は、入り口側です。窓側に憧れがあったのでがっかりしましたが、早速荷物を整理したり、持って来てもらった病衣に着替えたりしました。
そのうちに看護師さんが来てくれて、諸々の手続きをします。説明を聞いたり、書類にサインしたり、身長と体重をはかったり、最後に手首にリストバンドを巻いて、おしまいです。
入院完了。さっそく院内探検にでかけます。


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【この記録はエッセイの04、05とリンクしています。】

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
よろしければ、また別の記事でお会いしましょう!

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