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辛いラーメンの後に残る罪悪感

定期的に韓国の辛いインスタントラーメンが無性に食べたくなる時期がやってくる。唐辛子がたくさん入った名前に「辛い」の文字が入ったあのラーメンだ。

人にはストレス発散方法が色々あるとは思うけど、私の手軽なストレス発散はこれだった。
食べると最初の一口、二口、幸福感が訪れる。求めていたのはこの辛さとこの味!!

実際、辛いものを食べると一時的に脳内の快楽物質であるセロトニンが増加してストレスを和らげる効果があるらしい。

でもそれは一瞬で消えて、あとは怠惰な数十口をひたすら食べ続けるだけ。

そして最後にやってくるのはああ、なんでまた食べちゃったんだろう、という後悔。
どう考えても体に悪い。しかも量も多い。
そのうえインスタラーメンはハイカロリー。

後悔の原因は、これが私にとってよくないことと潜在意識で分かっているのに、食べてしまったこと。


はたらく細胞

 映画『はたらく細胞』に出てきた表現で例えるなら、インスタントラーメンだけを食べるのは、細胞たちの労働環境をブラック企業にしていること。
きっと食べた後、体では色んな細胞たちが身体によくないものを排除しようと頑張っているのだろう。

それを頭が潜在意識のレベルでは認知しているから、食べた後に罪悪感という嬉しくない感情を生み出すのだろう。

ごめんなさい、私の体。
ストレスを発散するために食べたけど、違う意味でのストレスを生み出しちゃってるよね…。

実はお正月の福袋で韓国のいろんな辛いラーメンの詰め合わせを偶然見つけてしまい、どうせ定期的に食べたくなるだろうと買ってしまったのだ。
まだ残り8袋くらいはある…。

もっと健康にいい、やった後に爽快感をもたらす、ストレス解消法を見つけておきたい。
8袋のラーメンが悪習を断ち切るカウントダウンになりますように。


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