【助かり合いを大事に①】同じ社会を生きる人の困りごとと向き合う「場づくりネット」〜つながりあうさまざまな活動〜
■最初に
こんにちは!サイボウズのもっちーです😊
今回から居場所のシリーズです。
上田でさまざまな相談を受けたり、やどかりハウスというゲストハウスとして駆け込み宿をやっていたり、地域をつなぐ活動をしている
「場づくりネット」さんです。
〜場づくりネット〜
Webサイト:https://buzzcre.net/
Facebook:https://www.facebook.com/profile.php?id=100066931763954
インスタ:https://www.instagram.com/yado_kari_house/
■つながりあうさまざまな活動
〇場づくりネット
場づくりネットさんでは、3つの柱を大事にしています!
①みみをすます
②出合い直す
やどかりハウス
③耕す
1995年のシカゴ熱波で生死を分けた要因の社会調査をしたところ、
社会的インフラが大きく影響していることが分かりました。
人が集まったり繋がる場があることが人の生死を分けたり、
犯罪を防止したり、健康状態を向上させることが分かり、
社会的インフラの重要性が世界的に注目されています。(「集まる場が必要だ」エリック・クリネンバーグ著)
私たちは図書館を作ることは難しいですが、
街にすでにある資源を社会的インフラ化していくことなら、
すぐにでもできます。
街に助かる場、つながる場がひとつでも多くできることを目指して、
様々な社会的インフラ作りを行っています。
○のきした
コロナをきっかけに上田市内で始まった市民による社会活動が「のきした」です。
日本家屋が雨風から建物を守るために軒(のき)を長めに作り、そのことで軒下が生まれそこに縁側という内と外の世界を繋げる文化が生まれたエピソードを参考に、今こそ雨風しのぐような「助かる場」を作ることで、その下に私たちの新しい繋がり合う文化を作っていこうとする活動が「のきした」です。
○やどかりシェアハウス
コロナ禍にやどかりハウスを始め、その中で見えてきたのは、様々な事情で安心して生活することができないにもかかわらず家を出られずにいる人が多いという実態でした。
公的制度で想定されているシェルターは限られた人しか対象にならず、多くの女性や若者が家を出ることを諦め、苦しみを抱え込んでいるという実態があります。そうした状況を受け、2023年度12月より中長期かつ安価で共同生活をスタートできる「ステップシェアハウス」を始めることになりました。
○のきした仕事事業
「のきした仕事事業」がはじまったきっかけは、やどかりハウスを必要としていた若者の多くが経済的な自立を阻まれていたことでした。
できる仕事自体が限られている社会状況の中で、いろんな事情を抱えこみ社会参加の機会が奪われていました。
やどかりハウスに共感してくれる人達の協力を得て、有償ボランティアという形でお金も貰え、仕事体験やお手伝いをして、街の繋がりを増やしたり、社会参加や経済的自立のきっかけを得ることを目的としています。
活動の応援はこちら
■最後に
最後までありがとうございました。
地域でいろんな活動をしている場づくりネットですが改めて多くのつながった活動をしているなと思います。
つながった活動というのがまた良いですね
次回はやどかりハウスや助かり合いについて!
次回も見てもらえると嬉しいです😊