怒られた内容と怒っていることが違う場合がよくある
最近家でコーヒーを焙煎するのが楽しい。
ただ、コーヒー豆の薄皮などでキッチンがとんでもなく汚れるという最大の欠点がある。
こんなに汚れるものかとネットでも調べたところ、やっぱり汚れるらしい。
そしてよく書かれていたことは、
「夫がコーヒーを焙煎してキッチンを汚して、妻がそれを怒る」
ということ。
注意喚起のメッセージが多数見られた。
正直、汚したくてやってるわけじゃないし、汚さずにやるとか無理だし、楽しいからやっちゃうんだからそんなに怒らないでくれよと思った。
ただ、よくよく考えてみるに、果たして妻はコーヒーを焙煎してキッチンを汚したことを怒っているのだろうか。いや、違う。
きっと「普段から家事をあまりせず、キッチンの掃除なんかも妻任せの夫」が、今回キッチンを汚したから怒られたのだ。
つまり怒っている内容を正確に捉えると、「普段もうちょっと家事をやってくれよ」という部分になる。
だから、次に夫が取るべき行動は、コーヒーの焙煎を今後やらないようにするではなく、普段の家事負担を増やすことである。
解決方法が全然違ってくる。
何に対して怒られているのかを正確に捉えることはとっても大事。
怒る側もカッとなっているときに、何を怒りたいのかよく分からぬまま怒ってしまうことも多いだろうから大変難しいそうではあるが…。