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#3-2 しらい式noteの書き方

sloth with creators(SWC)のメンバーであり、noteをはじめとするライティングで活躍していたり、読書家であるしらいさんにインタビューを行いました!

3回に分けて記事を掲載します。今回は第2回です。

音声配信もしています。



おしゃべりまとめ記事の誕生

もっちゃん:
「論理的思考の文化的基盤」のまとめ記事、めっちゃわかりやすかったです!
記事をまとめ方は、どのようにしていますか?

しらいさん:

「論理的思考の文化的基盤」のまとめに関しては、本の構成が4つのカテゴリに分けられていたので、1つのカテゴリにつき1つの記事を書くようにしました。

いつもは、基本的には3つの記事にまとめて書くことが多いですね。

気になった所を自分でピックアップして、ChatGPTに投げてまとめてもらっています。

現在は、その要約に沿って会話形式のnoteを書いています。

もっちゃん:
会話形式でまとめるのは、秀逸ですよね。
これはいつ生まれたんですか?

しらいさん:

以前、shinizoklogさんに芥川龍之介の『手巾』という小説を紹介してもらったのがきっかけです。

記事を書いたときに、しらいが保有するNFT「sloth」ではなく、shinizoklogさんのslothにサムネイル画像を使わせてほしいとお願いしました。

しらいさんが保有するNFT「sloth」
shinizoklog保有するNFT「sloth」

shinizoklogさんから

「それなら、しらいのslothとミルクプリンの掛け合いのような形で記事を書いたほうが面白くなる。」

しらいさんが保有するNFT「ミルクプリン」


という提案を受けて、やってみたのがきっかけです。

テキストを読むよりは会話形式のほうが読みやすくなりました。
データを見ても、いいね数や読まれている量は多いですね。

テレビマンだったshinizoklogさんの構成力が、影響しているのかもしれません。

けんすうさんが、

これからはAIがどんどん入ってくる中で自分の語り口を持っておいたほうがいい

とおっしゃっていたので、会話形式をやるしかないと思いました。


ライティングへのこだわり

もっちゃん:
ライティングへのこだわりはありますか?

しらいさん:

最初は全くこだわりなく書いていましたが、最近は読みやすさを考えて、結構改行するようにしています。

note厚利少売ラジオ #07 需要の見極めより

ブロック単位になっている方が、サラサラ読めて読みやすいなと思うのですが、いろいろな記事を読んだり調べたりしていると改行を多めにして見やすくした方が読まれやすいというのがあるので、意識しているポイントです。

特に最近は、離脱率を意識しています。文字が大量に並んでいると読む気が失せる人が多いので、本を読まない方とかは特にそういった傾向が顕著に出るのかなと思います。


初心者へ向けてのライティングのコツ

もっちゃん:
初心者に向けてライティングのコツはありますか?

しらいさん:

読んだ時に、パッと見やすい文章にするように心がけています。

例えば、漢字がたくさん入ってくる文章や、ひらがなとカタカナのバランス、句読点などのバランスが悪い文章は見にくいので読まれないかなと思います。

しらいとミルクプリンの掛け合いの中でも意識していますが、合間にボケを挟んだり笑ってもらいたいので、そういった工夫をするようにしています。

しらいとミルプの掛け合い

どうしても長くなってしまったり読みづらいと笑えないということがあるので、なるべく読みやすさというより見やすさを重視するようにしています。

パッと見た時に何が書いてあるか分かるかを意識しながら書いた方が読み手にとってフレンドリーになるのではないかと思います。

もっちゃん:
目見て「うわっ」となるよりは、読んでみようと思えるような方が良いのですね。

しらいさん:

特にボケを入れるときは、ごちゃごちゃっと書いていると読むのに神経を使って、笑いのところにまで到達しないので、サラッと読んでクスってなってもらえるように、ボケは短めにしています。

もっちゃん:
どんな内容を書いていこうか、テーマはどうしようか悩む人もいると思いますが何かアドバイスはありますか?

しらいさん:

僕はテーマで悩んだことが1回もないですね。

もっちゃん:
ーそれはインプットが足りていないという事なのかもしれませんね。

しらいさん:

そうかもしれません。
書きたいと思ってるんだったら、書くことを前提に生活した方がいいかもしれません。なんだってネタにはなると思うので。

こうして話しているだけでも、犬が足に擦り寄って来たり、ゴミ収集車がうるさいとか、目の前で太極拳してる人がいるとか、そういうのはたくさんあるのでネタには困らないですね。

もっちゃん:
(犬が足に擦り寄ってくる!?)
(どんな状況だ!?)

書きたいことが結構面白いことに面白さを重視しているので、そういったことを考えているとネタには困らないかなと思います。

もっちゃん:
ちなみに、しらいさんから見て私が書いているnoteにダメ出しするなら?

しらいさん:

素晴らしいと思いますが、何を読み手に伝えたいのか?というのはありますか?

もっちゃん:
例えば、先日書いたKaoriさんのインタビューについては、Kaoriさんの魅力が伝わるように書こうと思いました。

しらいさん:

拝読しましたが、Kaoriさんの魅力が全開に引き出されていて素晴らしい記事だと思いました。
伝えたいものがちゃんと伝わっていれば、素晴らしい記事だと思います。


ライティングで苦労したこと

もっちゃん:
ライティングで苦労したこと、モチベーションが上がらないことなどはありますか?

しらいさん:

モチベーションがあるなしでやってないですね。
ただ、粛々と書いているだけです。

書くときの苦労で言うと、会話形式の記事がひたすら面倒くさいです。

もっちゃん:
(これやってみると、めっちゃわかります笑)

しらいさん:

左右に分けて、文章も左寄せ右寄せにする必要があるので。

ある程度コピペは出来るんですが、顔の表情とか全部変えていくとなると、ひたすら面倒くさいですね。

もっちゃん:
その面倒くさい作業がある意味、読者にとって見やすくなっているということなのでしょうね。

しらいさん:

それを願っています。

AIエージェントが出てきたら、左右に分ける作業を全部やってほしいです(笑)

もっちゃん:
モチベーションは関係ないということですが、書くこと自体は楽しいですか?

しらいさん:

掛け合いのやつは、自分でやってて笑いながら書いているときもあります。「これ言ったら笑ってくれるかな?」とか考えながら書くのは楽しいです。

もっちゃん:
ある意味、自分が楽しい面白いと思っている記事が出ているという感じですか?

しらいさん:

やっぱり自分で笑えないと、出しても面白くないなっていうのがあるので。「これは面白いですけど、皆さんどうですか?」という投げかけをして、いい反応もらえると嬉しいですね。

もっちゃん:
Kaoriさん、Deikoさんも「自分が面白い好きなものを、衝動的に書いていく。」とおっしゃってました。

しらいさん:

それは共通認識ですね。
自分が好きなもんじゃないと、どうにもこうにも続かないと思います。

もっちゃん:
書き進めていて「どうにもこうにも面白くなさそうだ。」と思うときはありますか?

しらいさん:

なくはないです。
「なんかちょっとやってみたけど、ボツだな。」みたいなことはあります。

ある程度アイデアベースで、考え方は掛け合いベースなので書かないこともあります。

「これとこれのアイデアで、2人に話し合わせても、どうやっても面白くなさそうだ。」というパターンがありますし、「つまんないわ、これ。」と思ったらやめます(笑)


まとめ

第2回のインタビューを通して、

どんなクリエイティブ活動も「自分が面白いと思っている」ことに没頭できることがクリエイターの共通点であると感じました。

そしてモチベーションに左右されずに、粛々とライティングをしていくしらいさんが印象的でした。

続く


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