推しの原点
試合が無さすぎて暇を持て余した鳥栖サポが、推しの原点について語ってみました。
高校時代の推し
私の原点となった推しは2人。
ハイキュー!!の西谷夕と弱虫ペダルの鳴子章吉。
どちらも高校生の時にアニメを見て好きになった。
私は中学生の時から所謂「アニオタ」だった。
しかし、オタク化が本格的に進んだのは間違いなくこの2人が原因だと思う。
彼らには4つの共通点がある。
そして、私は20代後半になった今でも彼らの要素を持った選手を推している。
以下より、彼らの共通点を見ていこう。
共通点①:他の選手よりも小柄
1つ目の共通点として、西谷も鳴子も他の選手よりも小柄である。
アニメ公式サイト・ファンブックによると、彼らの身長は以下のとおり。
西谷:159.3cm(1~3期)→160.5cm(4期)
鳴子:165cm
2014年の高1男子の平均身長:168.3cm
2014年の高2男子の平均身長:169.8cm
比較として、アニメが放送された2014年の高1・高2男子の平均身長を並べてみたが、やはり小さい。
しかし、私は彼らが小さいから好きなのではない。
小さいにも関わらず、その身長をものともしない実力があるから好きなのだ。
スポーツをするうえで、低身長は不利に働くことが多い。
彼らもまた、低身長ならではの悩みに苦しむ描写がある。
それでも、彼らは才能と努力と工夫で、フィジカルの問題を乗り越えてきた。
その自信が、彼らのポジションやプレイへの誇りにつながっているのだろう。
共通点②:自分のポジション・プレイへの誇り
バレーボールはサッカーのようにポジションがあり、自転車競技には各選手が得意とする走り(脚質)がある。
ここで、西谷と鳴子のポジション・脚質について簡単に紹介しよう。
西谷のポジションはリベロ。
守備を専門とするポジションで、相手陣地へのアタックが禁じられている。
鳴子の脚質はスプリンター。
直線かつ平坦なコースが得意で、ゴール前での瞬発力が求められる。
彼らの共通点として、自分のポジション・プレイへの誇りが見られる。
高身長の選手が多いバレーボールだが、リベロは比較的身長が低い選手が多い。
しかし西谷は「俺は身長が2mあってもリベロをやる」と言い切るシーンがある。
自転車競技のスプリンターは、大柄で筋肉質の選手が多く、坂道のコースは苦手な傾向にある。
鳴子は同じスプリンターの田所先輩から「お前は(小さいから)登れ」と言われるが「絶対にイヤや!」と、断固として断るシーンがある。(結局登る羽目になるのだが)
そして鳴子を語るうえで外せないのがこれ。
オールラウンダーとは、簡単に言えば直線も山道も走れる選手。
つまり、今泉(冒頭のイケメン)の言うとおり、オールラウンダーへ転向したらスプリントを捨てることになる。
「簡単に捨てられるわけがない」と語るスプリントを、本当に大事なモンとして賭ける鳴子の姿に、私はとても感動したのを覚えている。
共通点③:実年齢よりも若く(幼く)見える顔
3つ目の共通点として、2人とも実年齢よりも若く(幼く)見える顔立ちをしている。
ここに公式の画像をスクショして載せるのは控えるが、西谷・鳴子の顔立ちには、以下の共通点がある。
目が大きい
つり目・つり眉
ツンツンヘアー
口が大きい
彼らが現実世界にいたら、間違いなく「童顔」と言われているだろう。
実際、西谷は高2なのに小学生と間違えられるシーンがある。
ただ、先述した低身長と似ているが、彼らの顔立ちで気弱な性格だったら私は好きになっていない。
一見すると可愛らしい見た目でありながらも、後述する「熱い」性格だからこそ惚れたのだ。
※余談だが、私は彼らのようなタイプのキャラを「自分をトラだと思っているネコ」と呼んでいる。
共通点④:気持ちを前面に出す熱い性格
4つ目の共通点として、2人とも気持ちを前面に出す熱い性格をしている。
スポーツ選手を推している皆さんのなかには「熱い選手が好き」という人も多いだろう。
しかし、「熱い」にもいろいろ種類がある。
一見クールだが、実はホットなハートを持っている的な選手を「熱い」と表現することもあるかもしれない。
私は西谷と鳴子の何をもって「熱い」とするか考えた結果、以下の3点に絞れた。
自分の気持ちを前面に出す
同じチームの選手が言いにくい(けど言わなくてはならない)ことを臆せず言う
チームが落ち込んでいるときに「自分がついている」的なことを言って鼓舞できる
上記を踏まえたうえで、西谷・鳴子の名セリフをまとめたサイトを見ていただきたい。
そしてできることなら、アマプラやネトフリ辺りで本編をご覧いただきたい。(願望)
おわりに
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
皆さんも歴代の推しを振り返ると、面白い発見が見つかるかもしれません!
試合がなくて退屈な日は、いい暇つぶしになると思います😊