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今日気になったニュース 2020/4/19

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こころの病、この言葉が生まれたのは一体いつからなのだろうか。
少なくともここ数十年でこころの病というものが一般的に定着してきたのは間違いないと思う。人それぞれたくさんの問題を抱え、ストレスを溜めながらストレスと共存しているのが現代人の特徴でもあると言えるのかもしれない。
さてPTSD、いわゆる心的外傷後ストレス障害と呼ばれるものが医療従事者に忍び寄っている。各国で医療崩壊が起こり、日本も明日にはどうなっているかわからない。この感染症はいったいいつまで続くのか、底知れぬ不安が世界に漂っている中、今も医療現場は戦っている。
自分が感染するかも知れない、同僚が明日倒れるかも知れない、明日のベットは足りるのか、病院内で感染が広がったらどうしよう、家族とは一緒にいない方が良いのかもしれない、上司が死ぬかもしれない、患者が亡くなっても遺族と対面させる事はできない。恐怖でしかないと思う。自らの生命に危険が及んでいる事は疑いようのない事実だし、普通の人にはとても耐えられないと思う。

にも関わらず医療関係者に対して心ない言葉をぶつける人がどうも多いと思う。自粛疲れ?毎日家族全員がいて大変?知るかよ。
嫌ならやめれば良い、家族を持ち、ともに過ごす時間があるという事はとても贅沢な事なんだ。願っても家族と会えない人だっている。共に過ごすことができない人だっている。自分が恵まれた環境であることを忘れ、気に入らないことに文句を言えば良いなんて事は絶対にないと思う。
心に負ってしまう傷は見えない。そして傷つけて人は傷つけた自覚もなかったりする。でも傷つけられた人はその傷と共に生きなければならない。心ない言葉が即PTSD等のこころの病気に直結するわけではないと思うけど、謹むべきではないのか。

今、医療従事者の皆さんが懸命に命をつないでくれている。では我々は?
人との接触を減らし、ひとりでも感染者を増やさないこと。こんな時でも物を運び、人のために働いてくれている人に感謝し、その人たちの心の支えになるような行動をとろう。医療従事者が僕らを助けるように僕らも医療従事者を助けよう。そんなことを考えた。

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